アウターゾーン 3 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社 (1992年5月1日発売)
3.38
  • (4)
  • (4)
  • (20)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 87
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088713977

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 3巻の中では「わしはサンタじゃ‼︎」がとても好き。
    多分、全体を通してもかなり好きな話になると思います。

    自分のお気に入りのものを勝手に捨てられてしまうという悲しみ。誰もが経験したことはあると思います。親という子供から見たときの圧倒的権力者の暴挙。あっち側の言い分でまかり通ってしまう理不尽。

    その悲しみから救ってくれるお話。こんなクリスマスが、サンタさんがいたらなぁ、と思ったものです。今読んでも思いました。


    そもそも、他人の大事なものを簡単に捨ててしまうという感覚が理解できない。
    価値感の違いは、誰にでもあるのは当然。それなのに、あちらの決めつけで事を決すのはいかがなものか。
    大事にしていないから、というけれど、厳重に保管していなくても、丁寧に扱っていなくても、それを判断するのは持ち主であるこちらです。
    あなたの感覚で、こちらのものを判断しないでもらいたい。
    あなたのときめきと、わたしのときめきは違います。

    ゴミ屋敷のように行きすぎてしまった場合は、また違うと思いますが。

    この話のサンタさんは、誰もが多少なりとも持っている心の傷を癒しす贈り物をくれる。
    いいです、好きです。

  • 醜い顔だけれど心優しいって大抵の話は相手の眼が見えるようになると捨てられるというオチなんだけどそうはならないのがこしゃまっくれてていいと思う。

  • 【再読】

    2013年2月4日

    <THE OUTER ZONE>

全4件中 1 - 4件を表示

光原伸の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×