学園天国 3 (ヤングジャンプコミックス)

著者 : 遊人

• 集英社 (2004年12月17日発売)

感想・レビュー・書評

[キじばと。。さんの感想 · 2018年8月19日]

まことはついに、あやのとの初体験を果たします。しかしその後、しだいに彼はあやのとのエッチにおぼれていきます。そんな彼の変わりように、少しずつ不安をおぼえるようになったあやのは、しばらく彼とのセックスを控えようと決意します。

その一方で、真面目なメガネっ娘の瞳（ひとみ）から「助けて」というメッセージが書かれた手紙を受け取ります。彼女は、パンを万引きしたところを校医のドクター波平（なみへい）に目撃されており、彼のセクハラを受けることになってしまっていたのです。さらに、まことを追って学園にやってきた妹のひいなが、学園のイケメン音楽教師であるグーマン韮崎（にらさき）におそわれそうになるという事件が起こります。

ところが、あやのと韮崎が親しそうに話しているシーンを目撃したまことは、二人がキスをしているとカン違いしてしまいます。傷心の彼は、心の空虚を埋めようと自分に好意を寄せてくれているつむぎを呼び出し、ついに教師と生徒の関係を超えてしまうことになります。

今回も全体的にコミカルな展開で、たのしんで読めました。