- Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088791265
感想・レビュー・書評
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美しい絵が更に乱歩の作品に出てくるまさに「異人」としての恐ろしさを出していると思います
人間椅子はいろんな方のを見てきましたが、書く方によっていろんな解釈・描き方があって面白いなと思いました詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
江戸川乱歩原作を耽美かつ醜悪に描いた作品。
今まで漫画化されていないような作品を取り上げたり、江戸川乱歩も狂言回しとして登場してきたりと楽しめます。
原作と敢えて違う解釈にしているのも原作に挑戦している感があって良いと思います。
うつし世の名探偵と称する性格破綻者明智小五郎の妖しさはかなり個性的です。個人的には独特な雰囲気で文代さんが可愛くて印象に残りました。 -
人間椅子のオチが素晴らしい。
表紙もアップと引きで両方楽しめるし。
巻数が入ってなかったから単発読切だと思ってたら続きは2巻で…って気になるじゃないか。
中身は江戸川乱歩のストーリーを借りたエログロ。
なんでそんなに細部まで気持ち悪く描くんだっていうぐらいのグロ。
個人的には好み。
そしてちょっとだけカリオストロ? -
明智小五郎探偵のキャラが強烈過ぎてハマりました。この「人間椅子」はさらに気味悪くて好きです。
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電子書籍にての読了最高です。個人的に人間椅子の話がとても好きでした。絵も世界観にとてもあっているし不気味さがとても出ていて面白かったです。
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(収録作品)穴男(屋根裏の散歩者)/座男(人間椅子)/明智小五郎×絞男(D坂の殺人事件)/明智小五郎×壁男(魔術師)
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江戸川乱歩の小説の倒錯的な世界が大好きで、このコミカライズにも期待して手にとったのですが、うーん、、、描写力の問題か、江戸川乱歩の世界観を表現しきれていない。江戸川乱歩、明智小五郎を始め、人物の魅力も伝わって来ないし。素晴らしい素材を使っているのだから、それを表現できる人に描いて欲しかった。
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乱歩ファンなら読むしかない。
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乱歩原作ものには当たり外れがあるけどこれは大当たりでした。漫画化では間違いなくベスト1ではないかと思います。
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江戸川乱歩短編のコミカライズ、かな。ただのコミカライズではなく、アレンジ加えてあったりします。
ただ、乱歩の世界観に沿った感じでとても好きです。変に漫画漫画してない絵柄だし、時代考証もキチンとしてると思われる所が乱歩好きの自分には嬉しかった!
屋根裏の散歩者、人間椅子、D坂の殺人と有名所ばかり!人間椅子はやっぱり良い。壁男も日本ミステリって感じでワクワクします。