- Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088793108
感想・レビュー・書評
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【モニターの中で不条理を叫ぶ】
全3巻という短さにして、なかなか濃密な内容の良い作品だった。綺麗なまとめ方に作者の試行錯誤を感じることができる。現代社会の抱える闇を実にリアルに、中立に描けてると思う。それでいて物語の展開もスリリングかつメッセージ性、ドラマ性に富んでいる。ぐんぐん物語に引き込まれ、終盤は感動すら覚えた。主人公への感情移入は避けられない。とても切なく、それでいて爽快な作品だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白い。
ネット周辺の犯罪や炎上などの社会現象を取り上げる作品は近年多いけれど、これは他作品に比べかなりリアルに描写していると感じた。
というより、現実におきたネット関連の事件やその周囲の反応に対する作者なりのアンサーというべきか。
デスノートに近い題材であると思うが、こちらの作品はデスノートでは月にあたる「裁く側」に読み手は月以上に共感を抱くのではないかと思う。
もちろん、強いカタルシスを感じさせると同時にエゴ丸出しである復讐劇の描写に嫌悪を抱く読者もいるとは思うが。
そういう意味では踏み絵のような作品である。
今後この作品がどのように着地点を見出すのか非常に気になる。 -
ネットを使った現代犯罪。
あなたもきっと他人事じゃなくなる
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掴みはいいと思う。実際の日本の事件や情勢をもってきていて、庶民の感覚とこの漫画の感覚はけっこう一致してると思う。
だから制裁を加えられるところはわりと気持ちいい。
ただまだ謎が多すぎなので、これから先を読んでいかないとわからないかも。 -
読み終わったあと首を捻ってしまった…一言で言うと微妙。全3巻衝動で買ってしまったけどこれは漫喫で流し読みで充分。Twitter炎上、ニコ生を取り上げる切り口は面白いんだけど「制裁」の描写が断片的で見たいところを見せられずもやっとする。メインキャラであるはずの吉田達や犯人メンバーのキャラも薄い。特に吉田は立ち位置がサイコメトラーの志摩と被ってしまってどうしても比べてしまう。ストーリーに終始盛り上がりがなく淡々としていて続きが気になる訳でもない。演出次第では実写化のほうが面白くなるかもしれない…?(期待はしてない)
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原題にはびこる問題をリアルにうつし出したストーリー。シンブンシは悪なのか、それでもヒーローなのか。3巻までしかないのでいっきに読めるのでオススメです。
(スタッフ:♀:30代) -
面白い!
新聞男は誰なんだろう、
どんな目的でこんなことをしているんだろうって
どんどん読み進める。
展開早くて飽きない。