- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088800592
作品紹介・あらすじ
目の前で治療薬を破壊した鷹岡に激昂する渚。しかし、正面戦闘では暗殺技術は使えず鷹岡に圧倒される。ロヴロ直伝の必殺技で起死回生なるか──!?
感想・レビュー・書評
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目の前で治療薬を破壊した鷹岡に殺意を抱く渚。それを引き戻した仲間たちの言葉。一人じゃなかったからこそ、殺意にとらわれずに目的を遂げることができたんだよね。ロヴロ先生から教えてもらった必殺技もすごかった。暗殺のための第二の刃。場が張りつめているほどに効果的な技になりそうだよね。そして、渚の笑顔は純粋だからこそエグい。恐怖を植え付けようとした鷹岡がそれよりも強い恐怖で落とされたのは何とも皮肉。
二学期は衝撃の展開から開幕する。竹林にかけられた親からの呪いの鎖。
「呪いの解き方を…学校の授業は教えてくれない」
暗殺や勉強からさらに奥へ進んで、家族のテーマにも触れていく展開へ。学校でも家庭でも条件つきの愛情ほど恐ろしいものはない。しかも、教師や親はそれが正しいと思って鎖で繋いでいるからたちが悪いんだよね。
「竹林君 先生を殺さないのは君の自由です でもね『殺す』とは日常に溢れる行為ですよ 現に家族に認められるためだけに…君は自由な自分を殺そうとしている でも君ならいつか 君の中の呪縛された君を殺せる日が必ず来ます それだけの力が君にはある」
この殺せんせーの言葉は胸に刺さる。本当ならこういう言葉を現実の先生や親から聞きたかった人生だった。だからこそ、自分はこの言葉を誰かへ繋げられる人になれたらいいなと思う。
「強者?怖がってるだけの人に見えたけどね 君も皆も」
竹林のこの言葉がとても痛快だった。恐怖にとらわれている人ほど、弱さを受け入れられずに不安で、だからこそ人を恐怖で縛ろうとするんだよね。竹林は自由への道を踏み出した。彼の活躍を期待したいね。 -
椚ヶ丘中学校3年E組の生徒たちは、殺せない先生こと「殺せんせー」の弱点を幾つか掴んだものの未だ暗殺には至っていなかった。そんな中、濃い夏休みは終わりを告げ、更に濃い新学期が始まるのだった。
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GTOとかそんなんより、ずっと面白いしずしんとくる教室もの。ジャンプで読んでるの今はこれだけだなぁ。
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相変わらず安定しておもしろい~~!
ハラハラしてスッキリするっていうね、王道なんだけどそこがまたいいのかな。そしてカルマくんがやはりきゃわゆいです。 -
鷹岡を倒し、肝試しをし、ビッチ先生と烏間先生が少しだけくっつき、ロヴロが死神にやられ、夏祭りで竹林がE組を抜けようとするも、戻って火薬の資格を取ろうとした話。
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ロヴロ・ブロフスキは、171cmである。
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寺坂は単純だからこそ、ここぞというときの言葉が強く相手に届く。
渚の笑顔、確かに怖いよな…