- Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088805818
作品紹介・あらすじ
殺せんせーの暗殺も大詰めという段階でE組が内部分裂! 性格は全く違うが、これまで不思議と気の合った渚と業の間にも不穏な空気が流れ始め……!?
感想・レビュー・書評
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殺せんせーを殺すのか、それとも助ける手段を探すのか。暗殺期限まで時間が差し迫る中、真っ二つに割れたE組。その結論はやっぱり暗殺で決める!裏山でのチームバトルは熱かった。どちらも殺せんせーへの思いの深さが変わらないからこそ、今まで磨いてきた刃で決着をつけるというのがいい。
そして、渚とカルマの一騎打ちも見応えあったね。長い付き合いながらもどこか距離感が詰められない二人。彼らが暗殺という同じ舞台で本音をぶつけ合う。しかも、ただ単純に勝つだけではなく、お互いにきちんと敗北を認めさせるために戦っていたというところもいいよね。相手の得意分野を否定せず、真っ向勝負で戦い抜いたからこそ、二人は納得できたし仲も深められたんだなと。
そこからの展開も壮大でワクワクする!殺せんせーを助ける手がかりを求めて宇宙へ行くって流れが面白い。
「自分の命をとことん利用して僕等に学習の機会をくれる それは本当にありがたいけど 僕等にとって殺せんせーの命は…教材だけで終わるほど軽くはないよ」
恩師の命を助けるため、もしくはちゃんと納得して殺すために、彼らは宇宙へと飛ぶ。殺せんせーの飛ぶ速度を超えて。 -
殺せんせーの速度を超えたという件は、よくよく考えると先生を超えるというメタファーだったのかもしれない。
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熱い……!
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潮田渚は女子2人で完全に拘束できる。
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渚はそう来るだろうとわかっていてもゾクっとくるものがある。
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カルマと渚の関係性が好き。渚が強いのに、ちょいちょいと突っ込みどころがあるのがかわいい。
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逡巡、対立、ぶつかり合い、そして宇宙へ…!?
いよいよクライマックスにかかった感のある17冊目。
しかし、自分の命を使ってまでも、最後まで生徒たちを
正しい方向に導こうとする「殺せんせー」って
すごい教師キャラクターだなぁと思いますねー(´ω`)。