- Amazon.co.jp ・マンガ (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088807256
作品紹介・あらすじ
時は大正──。事故で右手の自由を失った珠彦は父から田舎の別荘と金で買われた嫁の夕月をあてがわれた。家を追われ、引き籠もりの厭世家となり果てた珠彦にかいがいしく、心を込めて世話をする夕月。いつしか彼女を幸せにしたいと思い始めた珠彦だが…。そんなある夜、珠彦の前に見知らぬ娘が現れて!? 大正ノスタルジックホンワカストーリー第二巻!
感想・レビュー・書評
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悪イ娘・綾が登場し、ユヅが誕生日を迎え、ユヅの親友・美鳥さんができちゃった結婚の便りを寄越し……関東大震災が発生する(アニメ版は震災がクライマックス)。
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妹さんのキャラ、ほんとにいいね!ツンツンしまくってるけど、かわいいねー。
ユヅちゃんの緩衝材っぷり、すごい。兄妹同時攻略してる!!
関東大震災を入れてきたのは、やっぱり3.11とか、九州の地震とかで、思うところあったのだろうか。
当時、漫画含め芸術とか文学とか、そういう作り手は、とても内省的な気分になる人が多く、ほら、スピッツの草野さんなんて、活動休止してしまったもんね。
漫画家さんで、俺なんかに何ができるんだろうって呟いてる人とかも多かったよね…。
私はテレビが見れませんでした。あと、お風呂に入るのが怖かった。だって、お風呂に入ってる時揺られても、逃げらんないじゃない!!
それから、寝る時も、普段着で寝てました。即起きて、即外出れる格好で。
精神状態も、かなり酷かったです。
脱線したけど、そんな中で、芸術や文学は、今の現状から逃げたい時や、気持ちを上げていきたい時、いつでも頼れる駆け込み寺みたいなものでした。
芸術にできることはたくさんある。
なくても生きていけるけど、なくなったら、きっと人は人らしさを失ってしまうんではなかろうか。私はそう思います、桐丘先生。 -
ヒーロー、ヒロイン良い子。
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妹の珠子が兄にもデレて可愛すぎた。ワガママだったのに、馬鹿にしていた夕月の考えに感化されたことに気づいたのが良かった。
珠彦が誕生日に桔梗の栞を贈られた話は、綾の意地の悪さに腹が立ったし、夕月の言葉と裏腹な行動に驚いた。
条件の延長で子ども達に勉強を教えることになった珠彦が、慕われて照れるの可愛い。
一緒に暮らしている2人はほぼ夫婦だけどまだ夫婦じゃないんだということを実感した夕月の誕生日話。キスシーンと自転車の2人乗りが素敵でときめいた。
2人の暮らしが1年以上も経過しているなんて展開早いなと思っていたら不穏な引きで終わってしまった。 -
相変わらずクチビルがエロい漫画だ。