- Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088811451
作品紹介・あらすじ
夏服に切り替わる初夏──。
体育祭を控えたクラスの係決めで応援団団長・桃真の推薦で副団長になった太一と二葉。桃真の期待に応えるため、2人は必死で練習を重ねる。だが当日、本番の舞台で二葉にアクシデントが発生し!? 体育祭を境に、3人の関係に波乱が巻き起こる!!
感想・レビュー・書評
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今読んでいる漫画の中で一番続きが気になる漫画かも。あー続き早く読みたい!
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この作品は、新刊を買って作者さんを応援したくなりますね。
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体育祭を控えたクラスの係決めで応援団団長・桃真の推薦で副団長になった太一と二葉。向いてないと思いつつも、血豆を作りながら努力する太一。迷う太一を二葉が激励するシーン、そして本番の舞台で声を出せなかった二葉への太一のフォロー。恋心や嫉妬など、繊細な感情に触れつつも、お互いが影響し合いつつ成長していく姿を丁寧に描いていていいよね。体育祭は爽やかで初夏を感じさせる読み口でよかった。
体育祭や深く話したことをきっかけに、真澄が太一を認め始めたシーンも好き。真澄が自分のことを器が小さくて関係ない人たちにやさしくなんてできないという言葉に、太一が投げかけた一言。
「そんなこと言いながら獣医目指してんのかよ オレは逆だ…その時のための練習」
太一は桃真にコンプレックスを抱いているけど、こういう考え方や努力はすごいと思うんだけどね。
そして、実際に「その時」は訪れる。今度は勇気を出して猫を救うことができた太一。しかしその行動のせいで、桃真が傷ついてしまうことに。太一はこの事実でこれまで以上にコンプレックスを刺激されそうで怖い。太一が命に代えても猫を助けたかったのと同じで、桃真だって甲子園という夢に代えても大切な人を守りたかっただけなんだよね。そのことが招いたこの運命。これから先のことを考えると、心が締め付けられる。 -
爽やかすぎる青春
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伊達さんの「器が大きくたって 管理できなければ 意味ないのよ」ってセリフに私もしっかりしようと思った。