Dr.STONE 10 (ジャンプコミックス)

  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088818016

作品紹介・あらすじ

氷月の裏切りを受け、千空と司は共闘を決意! 奇跡のタッグで氷月に立ち向かい!? 一方、石化現象の謎を突き止めようと世界進出を企てる千空たち。大海原へ出るには船と船長が必要で!? いざ大航海時代へ!!

感想・レビュー・書評

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  • だいぶ前に読んでメモしてあった感想を放出。
    時事に絡む内容は古いかも。

    漫画喫茶で読みました。

    第二章:
    氷月戦から司のコールドスリープまで。

    壊した石像のことを全て覚えてるとか、司ってトレーズ閣下みたいだ。
    エレガント。

    ちなみにコールドスリープは瞬間冷凍でないとダメらしい。
    しかも、人間は部品によって冷凍温度や膨張率が違っているので、ただ単に瞬間的に冷やせば良いというワケでもない。
    血液を抜いて、でも血管が潰れないように膨張率の低い液体を注入する必要があるのだとか。
    まぁ、石化はその辺りもまとめて解決してくれるのかもしれないけど。

    第三章:
    帆船造り開始から龍水の復活まで。

    龍水の女性は皆、美女って素敵だね。
    マグマ的にはコハクは美女なんだな。
    冷静な判断だ。

    ハイブリッド帆船の燃料のための通貨制度と油田探索と、そのための気球、のための機織り機の作成。

    ゴルド、配りまくってるけどインフレしないだろうか?

  • ストーンウォーズもクライマックス!ここにきて千空と司の共闘は熱すぎる!約束を一度は破った司がもう一度告げた「今度こそ!もう二度と危険って奴は訪れない これからはこの俺が闘うからだ…!」は痺れたね。科学と力、そのどちらが欠けても氷月には勝てなかった。

    その後の氷月たちの処遇だったり、司が破壊した石像の復元など、徹底して人の命を奪わない覚悟と行動力も素晴らしい。特に杠は影のMVPだよね。千空たちはただひたすら地道に科学を積み上げていく。奇跡は神が起こすのではなく、人の手で起こすものなんだと教えてくれる。現状では奇跡のように見える石化光線も、何かしらの人の手で作り上げられたものなんだろうね。司の命を守るために、石化すら利用しようとする発想が面白い。司への「無意味な話はダメなのか」と背中で語った千空の描写も最高だった。こういう風に言葉以上に語らせるのが上手いなって感じる。

    そして、すべての謎を解き明かす大航海時代へ突入!船や気球作りに石油発掘など、またワクワクが止まらない展開になってきた。船長・龍水の作った通貨を利用しちゃう展開もギャグ要素たっぷりで楽しかった。後半だと、ゲンの台詞が印象的。
    「千空ちゃんはね─頼ってくれんのよ人に」
    「よ~く知ってんの 人=力だって…!」
    ぼくは「人に頼らず自分でしなきゃ」とか「人に頼ったら迷惑がかかる」とか考えてしまう方なんだけど、人に頼ることこそ信頼であり、それぞれを活かして大きなことが成せる人類の長所なんだよね。千空のそういう判断力は見習いたいね。

  • 失速しないなあ。強い。
    通貨の登場、気球の完成、見所沢山でございました。

  • ねえこれもしかして、石化現象は間引きとかリセットの為じゃなくて、千空の言うように、70億人を支える手段として生み出されたものだったんじゃないの………?
    コハク、金銀、マグマ、弓使いの安心感。
    司ちゃんの件は胸が熱くなる。
    ところどころ笑えるカセキ爺さんのセリフ。笑
    人には得意不得意があって、それが当たり前で、それが個性で、そこに優劣はなくて、皆に平等に輝ける場所があるということ。当たり前のことすぎてすぐ忘れちゃうけど、ひとりではできないことも皆の力を合わせれば乗り越えられる。
    一人でも生きていけるようにならなきゃ、とか、一人で何でもできるようにならなきゃ、とか、"自立"の意味を履き違えて苦しんでいる人が多い気がする。自分も含めて。千空を見ていると、なんでも一人で乗り越えることを自立とは呼ばないんだろうな、と感じる。人は力。自分はもちろん、たくさんの人の力を上手に使えることを"自立"と呼ぶと、私は理解した。
    うーん!なんていい漫画なんだ!

  • まさかの大航海時代へ?!
    トンデモ展開に驚きつつ、やっぱり君たち新人類でしょう?!ってなります笑。
    杠ちゃんまで色々すごかった。かっこいけども!

  • 今できないことを
    未来へ託す
    コールドスリープ
    今できないからこそ
    今で全てやるのではなく
    先に繋げるために
    一休み
    少しだけ

  • ひとまず読んだところまで。ずっと気にはなっていたけど、週刊連載漫画って、気が付いた時点で既にかなりの巻数になってしまってる、ってパターンが多いから、どうしても後追いに尻込みしがち。本作もそのパターン。でもこれ、読んで正解のやつ。めっさおもろい。科学監修が入ってるから、お勉強的に読むことも出来ようし、純粋に物語を追うだけでも十分に楽しい。最後まで読みたい。

  • この巻を読んでいると通貨の意義が分かりやすい。

    言葉巧みなだけではあるとは思うんだけど、それにしても千空とゲンがゲスすぎる 笑

  • 致命傷を負った司と共闘し、氷月を下した千空。
    しかし、延命はできても臓器を修復することはできない以上、司は死を受け入れるしかない。
    だが、千空はあきらめなかった。
    石化から戻るとき、体の組織が修復されるのを逆手にとればいい、と。
    だが、いざ司を凍死させる準備が整っても、雑談を続けるのが千空らしくなくて、だからこそ千空らしいな、とも言えた。
    別れを惜しむ時間は、合理的に考えれば無駄かもしれないけど、それを必要とする千空が好きだなとしみじみ思ったシーン。

    そして相変わらず切り替えが早いところは"らしさ"全開で、石化の謎を解くために海を渡って光線発生源の地球の裏まで行くことに。
    船長候補として選ばれたのは、金持ち道楽で世界中を帆船で乗り回していたという財閥御曹司。航海の腕はピカ一だが性格に超絶難ありという評判。
    ……と、聞かされた相手に寸分の迷いもなく澄んだ目で復活液かけてる千空が可愛かった。迷いがない。実に合理的。

    復活した龍水は絵に描いたような物欲の権化で、船の操縦の報酬をキッチリ要求してくる。でも天候を読み、船の欠陥を瞬時に見抜き、燃料に石油を提示してくる有能さは本物。こいつ絶対第一印象覆すいいキャラ、と思わせる何かがある。
    今から期待。

    それにしても二つの組織をまとめるために船の簡易コンペ開いたり、気球操縦を龍水に無償でさせるどころか"搭乗権"として売り付けてしまうゲンの手練手管ときたら、絶対敵に回したくないと思った。

  • 2021年10月14日に読み始めて15日に読み終える。

    気球を作って空に上がるところまで。

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著者プロフィール

Boichi (ぼういち、本名:朴 武直 パク・ムジク、박무직)
1973年、大韓民国ソウル特別市出身の漫画家。漫画に活かすため大学では物理学を専攻し、演出技術を学ぶため秋溪芸術大学校大学院に進学した。1993年に韓国でデビューし、2004年に日本の漫画界でデビュー。主に少年漫画や青年漫画で活動している。代表作に『サンケンロック』『ORIGIN』『Dr.STONE』がある。

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