AGRAVITY BOYS 1 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
4.13
  • (6)
  • (5)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 102
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088823027

作品紹介・あらすじ

地球滅亡により、全員♂であるサガ・ゲラルト・ババ・クリスの4人は人類存続の危機に直面!! しかし、突如現れた謎の生命体から1人だけ性別を反転できるという秘薬を渡されて…!? 人類最後の希望として、宇宙サバイバルを駆け抜ける! 新感覚、無重力コメディゆるっと開幕!!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 1巻を買って以来、ずいぶん長く積んでいた作品。

    宇宙漂流という状況+コメディというと真っ先に『彼方のアストラ』を思い浮かべるが、あちらとの違いは’パーティ内に女子がいない’こと。というよりも、設定上は地球滅亡済(仮)によりこの宇宙に純地球人女性が残っているのかが不明確。

    男子学生が4人集まったノリで展開していく。悲壮感とかは感じにくいが、物語として何かが伏線になっている意外性が秘められているような気がしてならず、良くも悪くも『アストラ』の影がチラついてしまう。
    1巻時点では話が進んだという感じはあまりない。
    というかキャラの目的が生存なのか脱出なのかもハッキリしていない。

    上手く書けないが…、会話の掛け合いや突っ込みの面白さで笑わせるタイプではなく、キャラにとにかく馬鹿だなぁ、という行動・表情を取らせて勢いで寄り切るタイプの作品に感じる。

    ハマれば強い作品だと思うのだが、絵柄が整っているのに対してそのストレートな馬鹿さが噛み合っていないのが個人的には苦手。


    1刷
    2021.8.10

  • 地球滅亡で最後の人類となった4人の青年。彼らが宇宙船で辿り着いた地球型惑星で男4人の宇宙サバイバルが始まる!と書くとマジメなSFっぽいけど、中身は友情から下ネタまで何でもありなギャグマンガ!「汚い彼方のアストラ」というのは言いえて妙だなと(笑) SFが苦手な人でも読みやすいゆるさとくだらなさ。SFの世界観を使った男子学生の日常物っぽくもある。

    とにかく一話目がキャッチーで面白い。男4人では子孫が増やせない!そこに現れた謎の高次生命体。一人だけ性別を反転させる秘薬を渡され大波乱!可愛いクリスを女性にさせようと行動するのが面白い。「毛布を持ってきた 使うとよい」のアプローチがベタベタすぎて好き。秘薬って投げ捨てたけどまだ残ってて、いずれ何か勃発しそうな予感。クリスは確かに可愛い。あの中だったら、ぼくでもクリスを女性化する(笑)

    今のところ、高次生命体にちょっかいをかけられたり、トイレダッシュに水浴び、煩悩との戦いなど余計なことしかしてない気が(笑) 『彼方のアストラ』だとストーリーの着地点が見えてたけど、この話だとあまり深く考えない方がいいのかな?終わらそうと思えば、高次生命体でどうにでもなりそうだし。これからも無重力に駆け抜けてほしいギャグマンガ。

  • この獣どもめがあああああっ!!全話笑い抜く

  • "「地球の威信をかけた"プロジェクト・ヘルメス"…!!」
    「人類史最大のミッションを成し遂げたんだ!!」
    「まぁもう人類滅びたっぽいけど!」
    「ああ!もう人類は滅びてーーーー」
    「………」「…………」「……」「……」
    「…サガ …それは…もうちょっと…こう…後でやるやつだ…!」
    「わりぃ… ………けどよゲラルト
    俺達が地球を出発して2日後に地球で核戦争だぜ…そんな…そんなさ…!2日後ってさぁ…!!
    ……超早くない?」"

    宇宙船に乗り入植先の星を探す4人の少年、綺麗な作画、下ネタ混じりのコメディ。
    連載開始から気になってたけど面白かった。高次存在にちょっかい出されつつ1話区切りの話が続いてたけど、最後はどきっとする展開で2巻に続く。
    これからどういう展開していくのか楽しみ。

    https://www.shonenjump.com/j/rensai/agravity.html

全4件中 1 - 4件を表示

中村充志の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×