青のフラッグ 8 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
4.52
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本棚登録 : 372
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088823652

作品紹介・あらすじ

いくつ季節が過ぎてもきっと忘れない――。桃真は事件後初めて二葉と向き合うことに。一方、太一は突きつけられた答えの出ない悩みに苦しみ、桃真と距離を置く。そんな中、桃真が学校に来なくなり、太一と二葉は…!? 選んだ未来、そしてその先へ――。『青のフラッグ』遂に完結!!

感想・レビュー・書評

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  • 【あらすじ】
    いくつ季節が過ぎてもきっと忘れない――。桃真は事件後初めて二葉と向き合うことに。一方、太一は突きつけられた答えの出ない悩みに苦しみ、桃真と距離を置く。そんな中、桃真が学校に来なくなり、太一と二葉は…!? 選んだ未来、そしてその先へ――。『青のフラッグ』遂に完結!!

    久しぶりに恋愛モノで最後まで嫌にならずに読めた作品でした。胸が痛くなったり、考えさせられたりすることが多い内容でした。青春時代をあまり謳歌できなかったというコンプレックスがある男性にオススメ。
    青春時代っていろいろな選択肢にぶつかって、でもその中で選んで後悔して、でも前に進んで…っていう、すごくエネルギーがいる毎日だったんだなぁ。恋愛だけに限らず、あらゆることに全力で取り組んだ結果が、良い思い出も悪い思い出も積み重なって、それがその後の人生を支えてくれるのだと思います。ありきたりな言葉で「青春なら何でもやってみろ!」と言う人がいますが、あながち間違っていないかも。
    思春期は戻ってきませんが、大人になった今でも、エネルギッシュに生きることはできるはず。何を選んでも何かを選ばない時点で後悔はするのだから、今自分が頑張りたいことを頑張ろう!

  • 最高最高最高最高!ほんとに望んでいた結末だった…作者様に盛大な感謝。
    けどこれは結末でなく、そこに向かう過程や各々の心境が一番の魅力だと思う。ラストスパートは読者に問いかけるような描き方をしていて、我々を物語に引き込み、一関係者として没入させる表現が秀逸すぎる。素晴らしい作品でした。

  • まとめ買いをして一気に8巻全て読破しました。それだけストーリーが面白く、また深い内容でした。個人的にはトーマの友達同士でトーマのカミングアウトについて話し合ってる場面がとても印象に残りました。どんな解釈をしても、世間的には良い解釈をしてもそれを悪く思う人は必ずいるわけで、この問題に正解はないのだなと改めて感じました。難しい問題を扱いながらも、一つにストーリーとしてとても読み応えのある作品でした。また最後のシーンがすごく素敵でした。またいつか必ず読み返したいです。

  • あなたの目に映る世界が
    幸せでありますように

  • 高校3年生の1年間を描いた青春群像劇。
    登場人物達がみんな魅了的。話も絵も素晴らしかったです。私は特に主人公の表情や仕草が大好きです!

  • マジか…

    マジかマジかマジか…

    号泣

    最後の最後の最後の最後までほんとにわからなかった…

    だから

    最後の最後の最後の最後で

    号泣した

    号泣

    そっか…

    そっか…

    号泣

    涙でタップできない…

    幸せをありがとう

    たくさんの想いをありがとう

    号泣

  • 面白かったけど、感情としては微妙。何故そういうことになったのか、経緯が何もなかった気がするよ。なくはなかったのかなと、1巻から読み直してみた。以下ネタバレ含みます。


    高3で付き合った女の子と別れた、よくある話だと思う。2人を見守る友人たちの心境だ。でもいろいろあって、さらにいろいろ考えたんだろうけど、太一の気持ちとしてははっきり描かれてなかったよね。二葉を見ていてイライラするのは自分を重ねて見ていたからで、トーマがなんとなく苦手だったのは、実は憧れていたからなのか? でもそこまでになるのはまた違う話の気がするし。多様性。私の頭が固いだけなのか?

    ひとしきりバカにして先に酔いつぶれたヨーキー、良い仕事してるモンちゃん、一番乗りで結婚したオメガ、むしろこっちの話も掘り下げて読みたかった気もする。つまり、まだまだいっぱい回収してないですこの話。

  • 答えの出ない悩みに向き合い続け、ある思いへとたどり着いた太一。二葉と一緒に桃真のもとへ向かうシーンはこれぞ青春!って感じでよかった。「周りがどう思おうとこれはオレ達の問題で オレは二葉にいてほしいんだよ」と告げるシーンも熱かった。

    今の自分なりに考え抜いた決断と、その気持ちを伝えてお互いに話し合う大切さ。自分がどう感じ、どう行動するかだけではなく、相手の気持ちをいかに尊重し、共感していくかという部分は一貫して大事なテーマとして描かれていた作品だったと思う。

    それだけに2年後からのエピソードは残念に感じた。たしかにあの未来の姿は彼らが「自分の信じる最善の道を選んだ」結果で、それ自体はよかった。
    ただ、なぜそう選んだのかを突き詰めて描いてきたからこその物語の濃厚さだっただけに、最後の最後で肝心な部分をすっ飛ばしてしまった印象を受けた。彼らの選択は尊重したいけど、過程を描かれないなら作品としてあのラストを描く意味ってあるのかなって感じた。余韻とか想像の余地というなら、あの海のシーンで終わった方がよっぽど想像の余地が残ったように思う。

  • 二葉とトーマの褒め合い

    「私の大好きな人達が笑ってて幸せでって…」

    親友パワー( ˘ᾥ˘ )

    おまけページのあきこさんのお金わんさか出しながら「おいしいもの食べてらっしゃいよ、宿泊…」って笑ってしまったww

    海に向かっての「好きだぁーーー」にキュン

    二葉の結婚式のシーンを読み進めていくとほぼ確実に前のページに戻りたくなる!!!!
    え?!('ω' )三( 'ω')え?!って…

    指輪がはまった手と手…

    とっても面白い作品

  • 生きていれば、一瞬一瞬が選択の連続で
    どんな選択であっても、それは自分にしかできないことで
    その選択の結果をどんな未来にするのかも、自分次第。

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