- Amazon.co.jp ・マンガ (186ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088901091
作品紹介・あらすじ
西条への恋心を自覚し、光る東雲。しかし「恋の光」に対して確信が持てなくなった西条は素直に喜べない。一方、東雲と北代が好意を寄せる西条に興味を持った宿木は…!?
感想・レビュー・書評
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やはり全体的に柔らかな質感が良いですね。
こういう言い方が正しいのかわかりませんが、女性作家特有というか、男じゃなかなか描けない雰囲気ですよね。
この人は物語上の当て馬だろうと思っていたキャラがグイグイ物語に絡んできて、最初ちょっと驚きました。
彼女に対し「あぁ、この人はどこか壊れているんだな」と感じたあたりから俄然興味が出来たのですが、それゆえに西条くんの受け止め方が衝撃でした。
似て非なる隔絶を感じたというか。
ちょっとハーレムっぽい構造になってきたのに、そういう実感を以て読めないところが良いですね。
彼にも、読んでいるこっちとしても、そういった喜びは胸のうちにない。
読んでいて、こう、浮遊感を感じます。
地に足がついていないのとはちょっと違う、悪くない心地の、浮遊感。
今まであまり読んだことのないタイプに作品なので、大切に読んでいきたいです。 -
これは面白いかも。北代はセンセーのことを無条件に信頼してるからあんな態度で居られるのかな、と。東雲さんに対してもあの態度が出来るのは凄い。私はこういう人を神と呼んでいます。(稀にいる逆のタイプで悪魔も居る)
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恋愛に関する人間の感情を、醜いところも含めて描こうとしているんだけど、キャラクターの性格のおかげなのか、どうしてか不快感を感じない作品になっていて、不思議食感のお菓子を食べたときみたいな気持ちになる。
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他人の彼氏を奪うことが趣味の宿木さんに対して、「宿木さんは自分の尺度ではなく客観的な評価を基にパートナーを選ぶのですね」っていうのは秀逸。
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宿木のテコ入れが、きっと全国に1億人はいるであろう北代ファンの胸をえぐる。宿木をそのまま嫌いにはなれない展開が、作者のうまいところだと思う。そしてさらに北代さんピンチ。。。
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宿木さんは自分から気づいてしまいました。何をもってフツーというかはさておき,この3人……いや東雲と西条は変であることは確かなようだ。ところで宿木は“南”ではないが後からもう一人出てくるのかな?……と思ったら宿木南でしたか,名前。「…っ」は秋★枝節のいい表現やよね。
原作がラブコメ漫画とは知らず、うっかり映画を観た者です(笑)
特に幼馴染役の女優さん(名前は忘れました)...
原作がラブコメ漫画とは知らず、うっかり映画を観た者です(笑)
特に幼馴染役の女優さん(名前は忘れました)がとても良かったですよ。
甘酸っぱくて、たいへんでした(/o\)
映画をご覧になられたんですね。
知らずにご覧になられたのだとしたら、キュンの嵐だったでしょう 笑
幼なじみ...
映画をご覧になられたんですね。
知らずにご覧になられたのだとしたら、キュンの嵐だったでしょう 笑
幼なじみの子役は元乃木坂の西野さんですね!
西野さん演じる北代さん、切ないですよね〜。
DVD化されているようなので、レンタルショップで探してみます。