恋は光 2 (ヤングジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088901091

作品紹介・あらすじ

西条への恋心を自覚し、光る東雲。しかし「恋の光」に対して確信が持てなくなった西条は素直に喜べない。一方、東雲と北代が好意を寄せる西条に興味を持った宿木は…!?

感想・レビュー・書評

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  • いやああー、どうしよう!

    こういう恋愛ラブコメって自分の「推し」ができて、その娘と主人公がくっついてほしいと思うもの、少なくとも私はそうなんだけど、駄目だ、みんな良い娘ではないか!

    「他の女性からその女性の好きな男性を奪うのに情熱を燃やす」宿木さんと付き合うことになった「恋心が光って視える」西条くん。
    東雲さんを好きかもしれない、彼女も自分のこと好きかもしれないと感じつつ自分に対し彼女が「光らない」ことに不安を覚えていたが、ある瞬間に彼女が「光って視えた」。
    幼なじみの北代さんに言われた「恋の光ではなく警戒の光ではないか」の言葉に動揺する西条くん。
    光の意味を確かめるため自分に対し「光って視える」宿木さんと付き合う。

    この展開は読者の古傷をジクジク痛ませるような気がする…。

    でも、どんどん、キャラクターを好きになるなー、西条くん、もともと好きなタイプなんだけれど、もう息子のような年齢なので可愛くて愛しい。

    昨年実写映画になってるらしく、その公式サイトでメイン四人の内、誰に近いかの心理テストがあって、私は宿木さんタイプでした。
    何となく納得です。(特に略奪愛とかしませんが。)

    • 土瓶さん
      5552さん、こんばんは~^^
      原作がラブコメ漫画とは知らず、うっかり映画を観た者です(笑)
      特に幼馴染役の女優さん(名前は忘れました)...
      5552さん、こんばんは~^^
      原作がラブコメ漫画とは知らず、うっかり映画を観た者です(笑)
      特に幼馴染役の女優さん(名前は忘れました)がとても良かったですよ。
      甘酸っぱくて、たいへんでした(/o\)
      2023/01/15
    • 5552さん
      土瓶さん、こんにちは。

      映画をご覧になられたんですね。
      知らずにご覧になられたのだとしたら、キュンの嵐だったでしょう 笑
      幼なじみ...
      土瓶さん、こんにちは。

      映画をご覧になられたんですね。
      知らずにご覧になられたのだとしたら、キュンの嵐だったでしょう 笑
      幼なじみの子役は元乃木坂の西野さんですね!
      西野さん演じる北代さん、切ないですよね〜。
      DVD化されているようなので、レンタルショップで探してみます。

      2023/01/16
  • やはり全体的に柔らかな質感が良いですね。
    こういう言い方が正しいのかわかりませんが、女性作家特有というか、男じゃなかなか描けない雰囲気ですよね。

    この人は物語上の当て馬だろうと思っていたキャラがグイグイ物語に絡んできて、最初ちょっと驚きました。
    彼女に対し「あぁ、この人はどこか壊れているんだな」と感じたあたりから俄然興味が出来たのですが、それゆえに西条くんの受け止め方が衝撃でした。
    似て非なる隔絶を感じたというか。

    ちょっとハーレムっぽい構造になってきたのに、そういう実感を以て読めないところが良いですね。
    彼にも、読んでいるこっちとしても、そういった喜びは胸のうちにない。
    読んでいて、こう、浮遊感を感じます。
    地に足がついていないのとはちょっと違う、悪くない心地の、浮遊感。

    今まであまり読んだことのないタイプに作品なので、大切に読んでいきたいです。

  • これは面白いかも。北代はセンセーのことを無条件に信頼してるからあんな態度で居られるのかな、と。東雲さんに対してもあの態度が出来るのは凄い。私はこういう人を神と呼んでいます。(稀にいる逆のタイプで悪魔も居る)

  • 宿木嬢と付き合う、というまさかの急展開から始まる2巻目。序盤の付き合い始めの頃は、北代や東雲嬢に肩入れしていただけに拒否感の方が強かったのだが、徐々に宿木の人となりがわかっていくにつれ、純粋にストーリーを面白く感じられるようになるのが不思議。そして終盤の「意外にこの2人、うまくいっちゃうのか?」という展開では、もはや不快感はなくてただハラハラとするだけになった。特異な設定で眼を引きつつ、人物描写が白眉なのだと感じられる2巻。

  • 恋愛に関する人間の感情を、醜いところも含めて描こうとしているんだけど、キャラクターの性格のおかげなのか、どうしてか不快感を感じない作品になっていて、不思議食感のお菓子を食べたときみたいな気持ちになる。

  • 他人の彼氏を奪うことが趣味の宿木さんに対して、「宿木さんは自分の尺度ではなく客観的な評価を基にパートナーを選ぶのですね」っていうのは秀逸。

  • 秋★枝さんの恋をしている人が光って視える(?)男とそれを取り巻く女性3人のラブコメ2巻。
    「恋をしてるかどうかが可視化される」設定は恋愛視角化もそうだったけど、こっちは本当に恋で光ってるのか、違うものなのかわからないのが味噌。
    結果として主人公は混乱して一番好きなわけではない相手と交際するとかいう事態に陥ってるので、傍目にわかってもあんまりいいことねえなあとか思ったりする。
    しかし最近この「一番好きな相手じゃない人と付き合う」展開の創作読む機会多いな・・・

  • 宿木のテコ入れが、きっと全国に1億人はいるであろう北代ファンの胸をえぐる。宿木をそのまま嫌いにはなれない展開が、作者のうまいところだと思う。そしてさらに北代さんピンチ。。。

  • 登場人物みんながちょっと変わってる。
    北代さんの落ち着きっぷりはすごいと思う。
    宿木さん、まさかの西条本人に本当のこと言っちゃうとは。
    光の正体もわからないまま、次巻も楽しみ。

  • 宿木さんは自分から気づいてしまいました。何をもってフツーというかはさておき,この3人……いや東雲と西条は変であることは確かなようだ。ところで宿木は“南”ではないが後からもう一人出てくるのかな?……と思ったら宿木南でしたか,名前。「…っ」は秋★枝節のいい表現やよね。

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著者プロフィール

代表作『恋は光』『起きてください、草壁さん』『Wizard's Soul~恋の聖戦~』『純真ミラクル100%』など多数。

「2019年 『ハナコ@ラバトリー 新装版(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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