南紀の台所 3 (ヤングジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 46
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088903095

作品紹介・あらすじ

東京で生まれ育った、生粋の都会っ子の蘭。彼氏・巴の転勤を機に結婚&お引っ越し! 引っ越し先は紀伊半島の先っぽの小さな港町。初めての田舎暮らしは都会とは違い、近所にお店もなくて買い物に一苦労。でも家の外は極上食材の宝庫で…!? 今回は初稲刈りに、熊野古道散策、酒蔵体験とますます土地の豊かさに魅了されていく蘭は…。
本日のスペシャリテ
渡利かきとポロネギのクリームパスタ/渡利かきのバリエーション5種類/くき漬け/アマゴの卵のイクラ丼/赤ムツの酒粕漬け/粕あわせのブラン・マンジェ/ズガニ飯/モクズガニのビスク/とちの実そば/とちの実のビスコッティ/赤ゴロのアクアパッツァ/朝とれ海鮮丼

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ、第三弾。
    東京生まれで東京育ちの蘭。

    彼氏の巴の転勤に合わせて、結婚と引っ越し。
    紀伊半島の先の小さな港町。
    何もない田舎暮らしに、果たして?

    稲刈りや熊野古道の散策、酒蔵体験などなど
    いろいろ豊かな食材に、羨ましくなりますね。

  • 料理漫画で若い新キャラってわくわくするよね

  • お料理上手ってうらやましい。

  • 山と海、どちらにも美味しさを育まれている様々な良質素材を、蘭さんが主婦ならではの目線と、見た目によらず見事な調理技術で、更に美味しくしてくれる、この『南紀の台所』、1、2巻とも面白く、レビューを書かせてもらうほど好きな作品なのだが、この3巻で更に好きになれた
    画力の向上ってのも、その理由だが、やはり、大きいのは、新キャラ・島波あるく君の存在だ
    昨今じゃ大して珍しくない、料理する男子を、田舎生活に何だかんだで慣れ出し、愉しめる強さを持っている蘭の日常生活に関わらせる事で、ストーリーに深みが増している
    蘭さんの、心と口が直結していて、思った事をすぐ言葉にしてしまう癖は、彼女の短所である事は確かだが、それ以上に、人の心に光を射せる、人として優れている面だろう
    誰かに褒められる、誰かが認めてくれる、その言葉だけで、人はビックリするくらい、肩や背中が軽くなり、目の前が開けるものだ
    蘭さんが多くの人に愛される理由が、この巻で改めて納得できた
    どの回も、紀伊半島の魅力を食で存分に伝えてくれ、登場する料理はどれも美味しそうで甲乙がつけがたいが、個人的な舌の好みで選ばせていただくなら、やっぱ、第12話「海もり山もり牡蠣づくし!の巻」だ。特に、牡蠣ごはんのおにぎり、これは日本人にとっちゃ、胃袋にクリティカルヒットだろう。米からして美味いのに、そこへ最高の牡蠣が投入され、極上のエキスが染み込むって!? 森と海の競演を叶えてくれる、最高の握り飯だ
    この台詞を引用に選んだのは、蘭さんの才能は料理だけじゃないな、と感じるものなので。自分の住んでいる土地の良さ、それを見つけるのは案外、難しい。当然、それは対人関係でも当てはまるだろう。場所にしろ、友達にしろ、良い所を直観し、好きになる、それは生まれ持った才能だ。けど、絶対に身につかない訳じゃ無い。私も、蘭さんみたいになりたいね

  • まだまだ色んな食材があって面白い!
    食の文化について触れている点も良いです。とちの実の由来、勉強になりました。

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