- Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088914503
作品紹介・あらすじ
学校に居場所をなくし、閉じこもっていた中学1年生の安西こころの目の前で、ある日、突然、部屋の鏡が光り始めた。
輝く鏡をくぐり抜けると、その先にあったのは不思議な城。
こころを含む7人の中学生は、案内人の“オオカミさま"から「どんな願いでも叶えられる“開かずの部屋"」の鍵を探すよう告げられる。
本屋大賞第1位の感動作、渾身のコミカライズ!
感想・レビュー・書評
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こころは強いと思う。あんなことがあったのに、ずっと我慢してたなんて・・・と泣けた。・゚・(ノA`)・゚・。
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漫画とてもいいです!小説に中々手が出さない人はおすすめ!でも原作が1番いい!
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凄く良かった。
おっ武冨さんコミカライズだー、から読んで、辻村さんこんな凄い話の人だったんだー!となる。
内容も表情も良い。3巻まで読んだ。皆に幸あれと思う。続きが気になる。原作読もうか迷い中。
読んでしまった、原作。後悔はない。 -
悪くない良い方だけど、期待よりは蟻来たりで残念
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選書のために中学生から借りて読みました。
原作を読んだときの気持ちを鮮やかに思い出させてくれるコミカライズです。
本屋大賞受賞でかなり話題になった原作。あまり活字を得意としない子もこれなら読破出来た人がちらほら。
装丁だけとはいえ、原作にしっかりめにイラストがついちゃってるので、ある程度自分のなかでそれぞれのキャラクタービジュアルが出来上がっていましたが、それを裏切らない絵で嬉しいです。
ファンタジックなおとぎ話のようでありながら、逃れられない現実は原作同様、胸を締め付けるものがあります。むしろ、泣く、耐える、愕然とすると言った負の感情からくる微細な表情は、漫画である分、見ているのが苦しいくらいで………。
何よりオオカミさまがカワイイのなんのって!原作でもその可愛らしさは漏れ出てましたが、マンガは端々でさりげなくカワイイが爆発してます!
3巻まで借りたのでとりあえず一気読みです。 -
設定としてはよくある、不登校の中学生達が異世界で出会って-という話。
それぞれに抱えてるものがあり、絶妙に見え隠れして気になる。
小学生の無邪気さから成長し、中学という社会で生き抜く為に逃げたり、観察したり、粋がったり、達観したり、しきれなかったり。
勧善懲悪じゃない等身大を見た。 -
小説「かがみの孤城」は最高で、あまりにも好きすぎたため、映画版、そしてこのコミックス版にまで手を出してしまった次第です。
映画版は時間制限があるため小説の素晴らしさを十分には表現できていないと感じており、「かがみの孤城」を映画でしか見ていない方には、ぜひとも小説の方を読んでいただきたいと思っていました。そんな中、
次にこのコミックス版を読んでみたところ、驚くべきことに、こちらは小説の素晴らしさを完璧に表現できており、傑作だと感じました。小説を読むのがあまり得意でない方には、ぜひこのコミックス版を読んでいただきたいです。
コミックス版の著者である武富智さんが「かがみの孤城」を完璧に自分のものにし、この小説の美しい世界をビジュアルで完璧に表現できています。このコミックス版は、原作の素晴らしさを余すところ無く表現し、且つ素晴らしいビジュアルも追加された作品と言えます。本当に素晴らしい出来栄えで、小説を読んだ方にもおすすめです。