作品紹介・あらすじ
黒瀬令児は、町や家族に縛られながら“ただ"生きていた。アイドルとの心中未遂。町を出ると約束した幼馴染。令児に固執する教師。息子を縛る母親。親友だったヤンキー。年が明け、季節が移ろうも、また同じ日々が始まり…? 少年の生きることに希望はあるのか。この先に光はあるのか。“今"を映し出すワールドエンド・ボーイミーツガール、第八章──。
感想・レビュー・書評
絞り込み
-
【あらすじ】
黒瀬令児は、町や家族に縛られながら“ただ"生きていた。アイドルとの心中未遂。町を出ると約束した幼馴染。令児に固執する教師。息子を縛る母親。親友だったヤンキー。年が明け、季節が移ろうも、また同じ日々が始まり…? 少年の生きることに希望はあるのか。この先に光はあるのか。“今"を映し出すワールドエンド・ボーイミーツガール、第八章──。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
感想は最終巻にまとめて記載予定です。
-
よかった、ナギ死んでない。
その後は一気に時が流れます。みんなのその後がどれもこれも救いがない。しかも一部の人間はさらに深みに堕ちている。
この巻で最も驚いたのはチャコ。激やせしたらなかなかキレイ…だけど闇落ちしたため、かつての溌溂さはもうない。
それから、ゾンビのようによみがえっている女が二人^^;
この人たち次は何をやってくれるんだ。うち一人は今回、水木しげるの妖怪図鑑に載っているろくろ首のような顔してたで。
あとこれだけは言いたい。
全編通してムカつくのはチャコ父。チャコの闇落ちを黒瀬家のせいにしているけど、諸悪の根源はチャコを家にしばりつけようとした親父のくせに。人のせいにしてんじゃねーよ。
-
-
7巻ほどの衝撃はなかったけど、ラストどうなるのか気になる...
-
田舎という何もかも筒抜けでかつ閉鎖的な空間で繰り広げられる愛憎劇。令児たちが学生終了していたりと、物語として年月が進んだ模様だが、未だに息苦しく重々しい日々からは抜け出せていない。ちょっと物語が交錯し合っていて今までよりは複雑な巻だったが、なにかの伏線になりそうで心がざわつく。チャコの変貌にちょっと切なくなったな…そして先生がほんとに怖い…
峰浪りょうの作品