かぐや様は告らせたい 26 ~天才たちの恋愛頭脳戦~ (ヤングジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088923642

作品紹介・あらすじ

「恋愛は告白した方が負けなのである!」
エリートの集う秀知院学園生徒会で出会った会長・白銀御行と副会長・四宮かぐや…。この両想いであるはずの天才2人が、互いに相手に惚れさせ、相手から告白させようと日常の全てで権謀術数の限りを尽くす、新感覚のラブコメ!!
…だったはずの2人も今や彼氏彼女の関係になり、物語は“最終章『かぐや様は告らせたい』"に突入!! 白銀の海外留学まで残り1か月と迫る中、四宮家の御家騒動が勃発。権力争いに巻き込まれたかぐやは、白銀家へも危険が及ぶと脅され、白銀御行との別れを決断する…。しかし、白銀と生徒会メンバーはかぐやを奪い返すために立ち上がる!! 激熱の“四宮奪還作戦"を描く第26巻!!

感想・レビュー・書評

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  • 四宮家の崩壊と御家騒動!権力争いの駒として囚われたかぐやを助けるべく、白銀と生徒会メンバーは奪還作戦を開始する!ギャグは入るものの、ほぼ丸々一冊シリアス巻!べヤングだけが癒し(笑)

    いくら崩壊しかかっていたとはいえ、四宮家がこんなに弱体化してていいんかい(笑) 白銀たちがただものではないにしても、さすがに肩透かしだった。学校の主要メンバーで総力戦かと思ってたなあ。シリアスの一番の魅せ場なのに、コメディだからと予防線を張られて逃げられた感覚。兄弟たちは権力というぬるま湯につかり、かぐやたちだけが牙を研ぎ澄ませていたという構図だとしても、もっと狡猾で邪悪な兄弟であれ!って思った(笑) 早坂母の方がよっぽど怖い。

    雁庵ですら貫禄なくツッコミ役になっててシュールすぎる。ここで茶化さずに、結婚を許すという父としての役目、かぐやの父との繋がりで説き伏せる展開でもよかった。コメディ風なのも意外性があってよかったけども!やはり白銀みたいに仲間がいるのは大きいってことだよね。金で雇った部下しかいない。心から信頼した繋がりではないってところが綻びだったのかなと。

    四宮家の方はやや落ち着いたけど、四条家との交渉や後処理などまだ波乱がありそう。会長の留学のタイミングで物語も締めるのかな?今回が月へと迎えに行った白銀だったので、留学先に白銀を追っていくかぐやという対照的な展開でも奇麗かも?でも、家のことがあるから行けないかな。これから先どうなるのか気になるね。

  • 【あらすじ】
    「恋愛は告白した方が負けなのである!」
    エリートの集う秀知院学園生徒会で出会った会長・白銀御行と副会長・四宮かぐや…。この両想いであるはずの天才2人が、互いに相手に惚れさせ、相手から告白させようと日常の全てで権謀術数の限りを尽くす、新感覚のラブコメ!!
    …だったはずの2人も今や彼氏彼女の関係になり、物語は“最終章『かぐや様は告らせたい』"に突入!! 白銀の海外留学まで残り1か月と迫る中、四宮家の御家騒動が勃発。権力争いに巻き込まれたかぐやは、白銀家へも危険が及ぶと脅され、白銀御行との別れを決断する…。しかし、白銀と生徒会メンバーはかぐやを奪い返すために立ち上がる!! 激熱の“四宮奪還作戦"を描く第26巻!!

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    感想は最終巻にまとめて記載予定です。

  • カップ焼きそばの美味しい食べ方を学べる一冊。

    前巻の時点で四宮かぐや救出の材料は揃っていたので、ハラハラドキドキといったこともなく淡々と解決していきました。生徒会メンバーくらいは各々の個性ある活躍をするのかと思っていたのですが残念でした…。文化祭編の締め方に特に気恥ずかしさもなく感心した自分ですが今回は読んでいて恥ずかしい。ギャグを挟んでくれるので思ったより苦にならずに読めましたが、こんなギャグ調であっさり解決するなら四宮家の闇を執拗に描写する必要あったのでしょうか?コメディ強めのラブコメなので絵がウリではないですが、今回のように人がたくさん出て動きもあると気になる箇所も多かったです。前巻から続いてるカバー折り返し文言解説は解説されると「え?」となるものばかりなので正直やってほしくなかったです。前時代的な四宮家への批判が主なのに稚拙な解説で説得力がなくなって台無しです。
    四宮かぐやの夢も明らかになり一段落した最終章ですが、巻末予告では最終巻の告知なし。ギャグ回だけなら永遠に続いてほしいです。一体どんな結末を迎えるのでしょうね。作品名であり最終章タイトルでもある「かぐや様は告らせたい」は十二分に達成しているはずですが…。

  • 雁庵相手にゴリ押しを通そうとする御行に笑う(こんなに人の話を聞かない御行を初めて見た)。帝の想いが切ない。生徒会メンバーと協力者達がチームプレーでかぐやを奪還する展開にグッとくる。ラストの御行の格好良さにシビれた。

  • 最高に面白かった。最終章って感じで今までずっと奥に控えていたお話に決着がついてよかった。長男はもうちょっと頑張ってほしかったが、これぐらいがファンタジーでちょうどいい塩梅。

  • 会長とかぐやがくっついてから、話に進展があまりないと思っていたのですが…この巻はとても良かった
    ペヤングの食べ方議論にめちゃくちゃ笑いました。試してみたいけど、こわい…

  • この巻まるまる「かぐや様奪還編」という感じでした。
    とりあえず、藤原ちゃんを守る早坂がめっちゃかっこいい。

    そして実はヤンジャンアプリを読んでから楽しみにしていた「ペヤングのおいしい作り方」の話がやっと収録。
    ミコちゃん直伝のカップ焼きそばの作り方を以後ずっと実践しているのですが、本当においしいです。
    ジャンクなカップ焼きそばの味が変わりました。

  • ずーっと面白い漫画だったし、その中でもいくつか山がつくってあって、間延びした感じもなく続いてたけど、これでいったんキレイに落ちたねえ。あとはエピローグって感じかなあ。キャラクターが勝手になんかやってくれるくらいに仕上がってるから、続けようと思えばまだまだやれそうなんだけど。

  •  26巻なので基本構造は割愛。
     ヒロイン実家のお家騒動を生徒会とその周辺でかき回す。
     普通の漫画でこんな展開を見せられたら、普通に面白いと思っていたところ。
     この作品で、この二人が取り組む壁なら、もっと巨大にそそり立っていて欲しかった気もする。
     シリアス路線、コメディ路線、どちらに重心があってもすっきりしない。
     ベースとなる今までの恋愛頭脳戦が面白かったが故に、普通に展開するお家騒動に満足できない心証。
     普通に普通の面白さを示されても満足できない読者に育ててしまったコメディの難しいところ。

  • 四宮かぐやと白銀御行が表紙。二人の笑顔が良い。この漫画『かぐ告』は、どうにかして相手から告白させようとする頭脳戦が主題であり、タイトルになっているが、いつの間にかどこかに行ってしまった。しかし、この巻のラストでは双方が自分の描いた形になるように頭脳を駆使した。

    かぐやの父親が重病になる。長男は予め自分に有利な遺言書を父親に強要していた。公正な解決策は遺言書を破棄することである。相続人が均分相続することが最も公平である。

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著者プロフィール

1988年新潟県生まれ。漫画家兼イラストレーター。2011年に『電撃マオウ』で、『さよならピアノソナタ』のコミカライズ版の連載を担当。12年、ボーカロイド「IA -ARIA ON THE PLANETES-」のキャラクターデザインを担当する。13年には同誌で、「ib インスタントバレット」の連載を開始し、15年に連載を終了。同年『ミラクルジャンプ』で、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』の連載を開始。その後、掲載誌を『週刊ヤングジャンプ』に移し、16年17号より連載。22年11月、 7年の連載期間を経て最終回を迎えた。20年、横槍メンゴとタッグを組み『【推しの子】』の連載を始動。同作は23年にアニメ化され、大ヒットとなる。

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