となりの百怪見聞録 2 (ヤングジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
4.17
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本棚登録 : 152
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088928500

作品紹介・あらすじ

怪異に好かれる男・片桐甚八と、“オバケ先生”と呼ばれる好事家・原田織座。怪異を引き寄せる誘蛾灯として織座の道楽に振り回される甚八の、不思議と恐怖と好奇心の見聞録。

感想・レビュー・書評

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  • 怖くて哀しい。
    子供の頃の独特なルールあったなぁと。
    5時のチャイムの寂しさも思い出した。
    織座さんのおじいちゃんとおばあちゃんのお話は良かった。とても良かった。

  • あらすじ通り。
    怪異に好かれる男・片桐甚八と、
    “オバケ先生”と呼ばれる好事家・原田織座。
    怪異を引き寄せる誘蛾灯として
    織座の道楽に振り回される甚八の、
    不思議と恐怖と好奇心の見聞録。
    日常に潜む怪異。

    ゲイの甚八は何だかんだで
    惚れた織座に振り回される( ´艸`)ムププ
    どの話も祓わない怪異譚で
    怪異の解釈が面白い(*ᵕᴗᵕ)⁾⁾ゥンゥン

    特に『遠き山に日は落ちて』と
    『まよひが異聞譚』は私好みの話。

  • 織座の掘り下げ編が始まるところで終わる。
    織座はこれまで『オリオリスープ』『まよひが異聞譚』『となりの百怪見聞録』に出てきたが(『真夏のデルタ』未読)、果たしてこれらを同一人物と見なしていいものなのか。同一人物だとしたら、(元人間とはいえ)人外のクオーターということになる。織座の不思議な人物としての説得力はあるけど、「織ヱはその子孫⁉︎」とも思っちゃうんだけど…明言される日は来るのかな。
    →Web公開されている2巻からの続きを読んだところ、『まよひが』と『とな百』は地続き確定。

    購入の決め手のひとつに《刊行ペースの遅さ》があるのだが、巻末ページで怪談を募集するあたりネタがないのか…? いや、ネタがあっても書きたい展開と合うかって問題もあるだろうし、大変なのかな。描きたくても創作・盗用じゃないかとか調べる必要もあるだろうし。

  • 織座先生の食い道楽ぶりは見ていて愉快。怪しげな『うまい店』のために着物の裾をたくし上げてまでダッシュする執着ぶり。皐月、とポスティングチラシには書かれていたので、織座ダッシュは5月のことだと思うが、股引を履いていたなら暑くはないのかと思うし、まさかまさかの素足だとしたら……と妄想の余地がある。
    迷い家の話は京極本の新刊で、京極堂がリアリズムに則って解説してくれていたので、なるほどそうかと納得していたが、綿貫先生の中での迷い家像もまた興味深い。

  • 最後にあったマヨイガは本編とつながってる思っていいんでしょうか。
    そうなるとあの人は織座さんは半妖ってことでしょうか。
    ハッピー自販機の話が好きでした。

  • 9/19→9/21

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著者プロフィール

6月29日生まれ。長野県出身。第64回ちばてつや賞一般部門にて『ヘミスフィア』で佳作を受賞。『師匠シリーズ 師事』(ウニ著)などの装丁画を手掛ける。ピアス集めが趣味。

「2017年 『オリオリスープ(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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