かしこい子どもに育つ!「育脳離乳食」: 脳をはぐくむ食事は0歳から (Oyakoムック)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091016515

作品紹介・あらすじ

脳が発達する栄養のルールを離乳食にも!

3歳までに80%成長する「脳」。「育脳」のための食事は離乳食から始めるのが理想です。

決め手は、DHA・タンパク質・レシチン・ビタミン類・ミネラル類の
「5つの栄養素」。

栄養素別に育脳離乳食レシピを紹介します。
フリージング量の目安、電子レンジ調理の対応ポイントも明記。

取り入れるコツを知れば、今日から、離乳食が育脳食へランクアップします!
巻末には、育脳離乳食おすすめ食材リストも完備。

【編集担当からのおすすめ情報】
著者の小山浩子さんは、管理栄養士、料理家として、「育脳」をテーマにした食育活動を展開してきたパイオニアです。本書は、赤ちゃんの身になった「赤ちゃんのための離乳食本」。手軽に使える市販の良質な食材も紹介しながら、お母さんに負担の少ない「育脳離乳食」を提案します。

感想・レビュー・書評

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  • 母乳の栄養は6ヶ月以降減少。9ヶ月からは貯蓄鉄が底を尽きるので鉄を意識した食事を。
    咀嚼を意識する
    調味料は使わず素材の味を。
    5大栄養素を摂る!
    ・DHA
     主に魚に多く含まれる。かれい、ひらめ、たい、たら、しらす、ちりめん等。最初は脂質の少ない白身魚から。鮮度の悪いものはアレルギーが出やすいので新鮮なうちに調理する。(特にタラ)
    赤身は7,8ヶ月から、脂の多いさわらや銀だらは9-11ヶ月から、青魚はアレルギーが出やすいので1歳以降。
    骨を取り除くのがめんどくさかったら刺身を活用する。
    魚が取れない時はエゴマ油、アマニ油、ツナ缶(水煮、食塩無添加)、かつお節を利用する。(8ヶ月から)。エゴマ油、アマニ油は一滴垂らすだけでOK(かけすぎると胃の負担に)
    肉や、バター、ラードなどの飽和脂肪酸、トランス脂肪酸の摂りすぎに注意。
    ・タンパク質
    牛乳、ヨーグルト、卵、ツナ、鶏肉、豚肉、牛肉、カツオ節、あじ、いわし、大豆、豆腐、豆乳がアミノ酸スコア100点でおすすめ。野菜ではブロッコリー、にら、枝豆、カボチャ、じゃがいもが点数高め。
    ヨーグルトはカルシウムも多く、5ヶ月から取れるのでおすすめ。チーズは塩の代わりにちょっとかけるのが良い。
    肉の脂肪は取り過ぎに注意。7,8ヶ月以降に鳥ササミからスタート。肉メインの時はDHAを取るためエゴマ油をかける。
    ・レシチン
    卵、大豆に多い。卵はアレルゲンになりやすいので固茹で、卵黄から。
    豆腐や蒸し大豆は初期から使える。納豆も7,8ヶ月から使えて栄養高い。熱湯をかけて粘りをとって使う。
    ・ビタミン類
    ビタミンA、Eは油と一緒に、Cは汁ごと。
    ほうれん草は色んなビタミンをいっぱい含んでいるから積極的に食べたい。
    便秘にならないように食物繊維を摂ろう!
    納豆、大根、かぼちゃ、にんじん、さつまいも、いちご、りんご等が良さそう。
    ・ミネラル類
    鉄、亜鉛、カルシウムが必要。
    鉄:レバー、牛肉、海藻、プルーン
    亜鉛:大豆製品、牛肉、卵、チーズ、ナッツ類
    カルシウム:乳製品、小魚、大豆製品、青菜類

    食べ合わせの黄金ルール
    DHA(魚)✖️抗酸化成分(緑黄色野菜)
    鉄✖️タンパク質✖️ビタミンC
    ビタミンB12(チーズ、青魚、レバー)✖️クエン酸(果物、トマト)
    レシチン✖️ビタミンC
    炭水化物✖️ビタミン1(豆類、緑黄色野菜)
    ビタミン✖️亜鉛✖️色素成分(緑黄色野菜)

    オートミールは育脳に必要は栄養をほぼ網羅している

    小岩井のヨーグルト
    荏胡麻屋のエゴマ油
    マルヤナギの蒸し大豆
    coopのむき枝豆

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著者プロフィール

料理家・管理栄養士。大手食品メーカー勤務を経て2003年に独立。全国での講演活動、レシピ開発、栄養コラム執筆、NHKをはじめとする健康番組への出演等、幅広く活動。これまでに指導した生徒は70,000人以上に及ぶ。育脳に関する著書も多く、『子どもの脳は、「朝ごはん」で決まる!』『「健康おやつ」で子どもに免疫力を育む!』(小学館)、『人気管理栄養士が教える 頭のいい子が育つ食事』(日本実業出版社)など。育脳食のプロフェッショナルでもある。

「2022年 『やる気と集中力を養う 3~6歳児の育脳ごはん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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