向田邦子 その美と暮らし (和樂ムック)

著者 : 向田和子

• 小学館 (2011年8月18日発売)

作品紹介・あらすじ

向田邦子のすべてを美しいビジュアルで紹介

作家・向田邦子さんが亡くなってから2011年8月22日で30年になります。当時、51歳だった向田さんは、テレビの人気脚本家から直木賞作家となり、さらなる飛躍を期待されていたところでした。おいしいものと旅が好きで、猫と骨董がかかせない、暮らしの達人だった向田さん。その等身大の姿を一番近くから見ていた妹の向田和子さんが、書き尽くします。ファッションのこと、器のこと、そして日々の暮らしのこと。向田邦子の知られざる姿を、秘蔵の写真と和子さんに残された思い出の品々とともに紹介します。

【編集担当からのおすすめ情報】
向田邦子さんはふつうの暮らしを愉しむ天才です。不思議なことに、何気なく見える日常が、邦子さんの手にかかると、きらきらと輝く宝石のようなものになります。本書では、その”向田マジック”を妹の和子さんがひとつひとつ明らかにしていきます。「チン・トン・シャン料理法」、「おくれたドレミ」、「勝負服のいろは」etc.etc.…。タイトルだけ見ると？？？なエッセイを美しいビジュアルとともにお楽しみください。

感想・レビュー・書評

[よっすーさんの感想 · 2011年9月18日]

向田邦子さんの関連本は、もう載せるものがないのでは
ないだろうか・・・と思っていたのに。
まだ、こんなに素敵な「ネタ」があったのですね。
ひとつ、ひとつ、楽しく、大切に、読了。
本当に魅力的な人だったのだと、改めて憧れを強くする。

[猫丸(nyancomaru)さん · 2012/07/13]

｢本当に魅力的な人だった｣
昭和4年生れ、存命でしたら今年82歳。ビックリです！

[よっすーさん · 2012/07/14]

nyacomuさん、コメントありがとうございます。
そうですね～82歳ですか～。
でも、きっと素敵な82歳でいらしたでしょう。もっと作品を見てみたかったなぁ・・・と残念でなりません。

[猫丸(nyancomaru)さん · 2012/07/17]

｢もっと作品を見てみたかったなぁ｣
私も同じくです。
50歳を過ぎたばかりでの不慮の事故でした。
エッセイでは、さらっと在るべき姿を描いて、私達を唸らせたでしょうね。

[hito-kotoさんの感想 · 2022年10月20日]

　向田邦子さんの魅力がぎっしり詰まっています！　和楽ムック「向田邦子　その美と暮らし」、2011.8発行。一息に読了しました。感想は３つ。向田さんの愛猫マミオの可愛さ、ファッショナブルな向田さん、向田さんの素顔の美しさ。

[sazanamiさんの感想 · 2018年12月30日]

雑誌
文学

[薫さんの感想 · 2011年12月15日]

いつまでも追い続けていたい人。いつまでたっても一番星のような人。

[岸明日香さんの感想 · 2011年11月10日]

http://sgk.me/iQ9Y2m　おいしいものと旅が好きで、猫と骨董がかかせない向田さんのムックです。
不思議なことに、何気なく見える日常が、邦子さんの手にかかると、きらきらと輝く宝石のようなものになります。
美しいビジュアルとともにお楽しみください。

[auco7さんの感想 · 2011年9月17日]

おしゃれ。
あこがれの女性です。

著者プロフィール

向田和子（むこうだ・かずこ）
1938年、東京生まれ。エッセイスト。向田邦子の末妹。邦子が考案した小料理屋「ままや」の経営者。おもな著書に『向田邦子の遺言』『向田邦子の恋文』など。

「2021年 『向田邦子シナリオ集 昭和の人間ドラマ』 で使われていた紹介文から引用しています。」