魔王 10―JUVENILE REMIX (少年サンデーコミックス)
- 小学館 (2009年8月18日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091217196
作品紹介・あらすじ
▼第88話/異常…なし。▼第89話/「撃て」▼第90話/狩られる人▼第91話/裏切り者▼第92話/清算▼第93話/魔王▼第94話/大空▼第95話/夢▼第96話/定点観測▼最終話/兄弟▼あとがき ●主な登場人物/潤也(死んだ安藤の弟。兄とは対照的に、楽観的な性格の持ち主だったが…。高校1年生)、犬養(自警団「グラスホッパー」を率いる青年。絶大なカリスマ性を持つが、裏には不穏な気配がつきまとう) ●あらすじ/辰美市長を通じて、グラスホッパーに取り入った〈令嬢〉は、犬養暗殺を計画していた。街頭演説の最中を狙うと知った潤也は、犬養に忠告する。そこでスズメバチは、犬養に内緒で狙撃されそうなビルにも警備員を配置した。一方、寺原ジュニアは潤也をおびき出すため、詩織たちの“狩り”を計画。犬養の狙撃と同時に狩りを始めるべく、準備にかかり…(第88話)。 ●本巻の特徴/〈令嬢〉による犬養暗殺計画当日、ボウリング場が戦場と化し、潤也の逆襲が始まった! クラレッタのスカートの意味…魔王とは誰なのか…!? 全ての謎が明かされ、堂々完結!! ●その他の登場人物/辰美(グラスホッパーの支援により猫田市の新市長となった男)、スズメバチ(ゴスロリ服を着た、毒針を使う女殺し屋。犬養に絶対服従している)、寺原(非合法組織〈令嬢[フロイライン]〉の社長。グラスホッパーを牛耳ろうと企む)、寺原ジュニア(〈令嬢〉の社長・寺原の息子。詩織達の“狩り”を主催)、蝉(ナイフ使いの殺し屋。岩西という上司がいる)、槿(あさがお。業界最高峰といわれる殺し屋“押し屋”か…?)、安藤(高校2年生。両親を亡くし、弟と2人暮らし。他人に自分の考えた言葉を話させる能力“腹話術”を持っていたが、犬養率いる集会に乗り込み、死亡)シリーズ完結巻!
感想・レビュー・書評
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裏表紙
魔王は・・・誰だ!?
犬養暗殺計画遂行当日、ボウリング場が、戦場と化した!
殺しのオールスターが集結、狩られるのは・・・!?
クラレッタのスカートの意味・・・
そして、業界最高峰の力とは!?
すべての謎がアカされる堂々の最終巻!!
裏見返し
兄貴・・・これからきっと世界は変わるよ・・・
でも・・・ -
設定の時点で受け付けない人は受け付けないだろうね・・・
個人的にはラストは良かった -
ふと読み返した。伊坂幸太郎の小説魔王にグラスホッパーのキャラクターが登場する話し。伊坂幸太郎のチェックは途中から入っていないとのことですがラストへの収斂は伊坂作品!って感じです。
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熱狂を煽り、それを見て冷めながらも全てを受け入れてしまう犬養と、兄の死を経て洪水の中一本だけ立つ木となった潤也。果たして本当の「魔王」はどちらだったのか…。
犬養と安藤兄弟の物語には一応の決着がつきましたが、『魔王』のもう一方の主人公である殺し屋の物語は雑誌を変え、続く様子。そちらも楽しみです。 -
魔王誕生、地震も凄いけどやっぱ金か
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伊坂幸太郎の魔王とグラスホッパーのキャラクターをベースにしているけど、単に小説の漫画化じゃなくて、内容にオリジナリティがあり、しかも原作のキャラクターを活かしていて、とても完成度が高いです。