- Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091241191
作品紹介・あらすじ
斬新にして堂々!新選組決定版最新7巻!!
幕末、江戸。
近藤勇の試衛館には彼に惹かれる男達が
ぞくぞくと集っていた。
それに比例するように、
無名の無骨道場だった試衛館の名も
江戸の町に、少しずつ知られていく…
沖田惣次郎は、書物を読みふけり、
幕府の機関である講武所への仕官も内定した
師への不満を隠さない…
そんなふたりに今…
ある闇が迫る…「一」の男という闇が!!
その男の正体とは…!!?
感想・レビュー・書評
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引き続き斎藤一登場編。沖田VS斎藤の死闘は沖田が制し、斎藤は試衛館へ引っ立てられる。ケガから回復した近藤が、斎藤と話したいと言うため命拾いした形。
ここで斎藤一の回想編。あ、便宜上斎藤と書いてますが、本書ではまだ本人は「山口一」と名乗っています。子供の頃から剣術は得意だけれど読み書きが苦手で自分の名前も書けなかったため、呆れた父親に名前を「一(はじめ)」に改名されてしまう。優しいと思っていた母親は、連れ子の長男のみを本心では愛しており、彼に家督を継がせるために一を殺そうとまでする。反撃したことで父親に勘当された一は人斬りの男に拾われ…。
近藤さんの器の大きさがわかる回。それにしても斎藤一の過去がるろ剣の志々雄一派とかにいそうな感じだった(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
斎藤一じゃなかった山口一の過去。親から見捨てられた彼を拾ったのは、人斬りの親方。親方から教えられたことが、彼の全てであった人生。それが沖田によって打ち砕かれ、寄る辺をなくした彼を受け入れるといった近藤勇を拒絶して、どこへ向かうのか。
山口一の加入は、京都でかな。
清河八郎がサイコさんでした。それを利用する山岡鉄舟。ここの関係が、浪士組立案になってるわけか。鉄舟がかなりあくどいです。
そういえば、講武所落選の時に、鵜殿鳩翁登場してますね。彼も浪士組に関わってくる人物でした。 -
大胆不敵にて情に厚い、その器の大きさ。
それとは裏腹な出自を気にする小心さ、失望感で半年引き籠ってしまう繊細さ。
なんとも魅力的な、近藤勇です。
皆で吉原へ繰り出すのん気さもこの『新選組』の魅力のひとつ。
でも激動の時代が始まろうとしています。
新章になって彼らは変わっていくのか…いかないのかな?
なんにせよ次巻が待ち遠しいです。 -
沖田VS山口や、山口の過去エピソードは面白かった。
が、近藤勇が剣道教授見習い就任の内定を取り消され、不貞寝。
物語が停滞した印象。
とはいえ、次の巻からいよいよ新章に入るらしい。 -
マンションで読む。再読です。この漫画との出会いは偶然です。別に、期待して読んだわけではありません。面白くて、その日のうちに、全巻読破してしまった。
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全20巻くらいか。構想通りに完結まで続いてほしい。
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最後、みんなが銭を出していくシーン、ベタにじーんと来た!
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「一」の男の顛末、講武所一件。蕎麦屋から助太刀するアイツが格好いい。次巻から第二章に突入。