からくりサーカス 24 (少年サンデーコミックス)

著者 :
  • 小学館
3.73
  • (25)
  • (13)
  • (48)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 400
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091263643

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • アンジェリーナも白銀のとけた記憶を持ったしろがねなので、白銀と親交の深かった正二郎との出会いは運命的だった。器の大きい正二郎に惹かれてゆくアンジェリーナ。しかし自分の正体を知られたら、化け物扱いされてこの恋も終わり…遊郭が火事になり、皆を救う2人だが、アンジェリーナの変装がとけて金髪碧眼の異人さんに。
    鎖国中の日本。見つかったら死罪…

    またひとりぼっちになって身をかくすアンジェリーナの元に正二郎がやってくる。ひとしきりアンジェリーナの話を聞いた後、なんと勝手に生命の水を飲んでしまっていた!
    「長崎の男は、強引なんじゃ!」 かーっこいいー!

    1869年、明治
    ルシールからマリオネットの運搬と製作に関わる協力を命じられたしろがね、ディーン・メーストルと出会う。
    変装がうまいらしい。やたらフレンドリー。ちょっと怪しい。
    ディーンは正二郎の養子「貞義」として補佐をしている。
    ん!貞義!?貞義!!

    1909年、横浜港にフランシーヌ人形がアンジェリーナを訪ねてやってくる。

    正二とアンジェリーナの間に赤ちゃんができる。

    アンジェリーナはお腹が大きくなったので黒賀村へ。
    その間フランシーヌが訪ねてきたので正二が対応。
    フランシーヌに敵意はなく、分解してほしいと申し出る。
    しかし、長年戦ってきたのはアンジェリーナたちなので、勝手に処分もできないと思い、とりあえず力や運動速度を普通の人間以下にする細工をする。
    フランシーヌは同意する。

    さて、現代の黒賀村にギイがやってくる。
    ギイは91年前もここにやってきていた。
    そのときは、身重のアンジェリーナの中にある柔らかい石を取り出し、アンジェリーナのお腹の赤ちゃんに石を入れなおし、赤ちゃんのみをフランスに連れ帰る、という使命を帯びて。

    お腹の赤ちゃんに自分の同じ運命を背負わせたくない!アンジェリーナはギイと対立!

    ギイ、14歳。生意気盛りの子供です。今のギイとはだいぶ違います。

    フランシーヌ人形、なんだか哀れです。
    主人に捨てられ、消滅したくてもその術がない。
    はるばる日本まで、分解されるために来るなんて…

  • 花魁姿に傀儡糸は意外にマッチしているなあと。
    あるるかんとオリンピアの腕の話。に、入るところ。

  • 藤田和日郎

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

北海道旭川市出身。1964年生まれ。88年、『連絡船奇譚』(少年サンデー増刊号)でデビュー。少年サンデーに連載された『うしおととら』で91年に第37回小学館漫画賞、77年に第28回星雲賞コミック部門賞受賞。ダイナミックかつスピーディー、個性的ながらエンターテインメントに徹したその作風で、幅広い読者を魅了し続けている。他の代表作に『からくりサーカス』(少年サンデー)がある。

「2007年 『黒博物館 スプリンガルド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤田和日郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×