アサギロ~浅葱狼~ (14) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091273680

作品紹介・あらすじ

急襲!人斬り河上彦斎!!

家茂の下坂警護の任務を無事終え、隊服も完成。徐々に組織としての体をなしていく壬生浪士組。
そしてそんな彼らを注視する男、長州藩士、高杉晋作。

長州屋敷に出入りする肥後の人斬り・河上彦斎は壬生浪士組に興味を持ち、京の街を不気味に徘徊する…

獲物は、柔術の猛者、「佐々木愛次郎」!!

人斬りの凶刃――――迫る!!

感想・レビュー・書評

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  • 表紙は佐々木愛次郎、中身も今回ほぼ主役。

    沖田総司に惨敗したことで剣にめざめた愛次郎。しかし高杉晋作が送り込んだ人斬り・河上彦斎が、愛次郎を新選組最強の男と勘違いし付け狙う。

    こちらの河上彦斎、編み笠に黒覆面というビジュアルで、るろ剣の鵜堂刃衛みたいだなーとか思ってたら、途中で「おろっ」とか言い出して、え、わざと?(笑)ちなみに人斬り抜刀斎こと緋村剣心のモデルは確か河上彦斎と言われてますよね。

    閑話休題。彦斎に襲われた愛次郎を助けようとして、師匠である松原忠司が負傷してしまう。(こちらの松原さん、めっちゃ人格者でカッコいい)

    謹慎する愛次郎を我が一派に加えんと目を付けた芹沢が連れ出す。見世物小屋の虎にまつわる芹沢のエピソードがここで上手く使われている。芹沢の怒りを買った愛次郎は虎の檻に入れられてしまうが、虎の調教師の中国人少女に助けられる。

    隊内では、芹沢の横暴に歯止めをかけるべく、近藤・土方が厳しい局中法度を提案。芹沢も合意し、さっそく町娘を強姦した隊士が切腹させられる。愛次郎は介錯をつとめるが、もはや自分がなんのために入隊したのかわからなくなり…。

  • 局中法度、発布。武士に憧れた農民や商人の小倅、食い詰め浪人やら、罪人やら、身元怪しげな烏合の衆だった新選組。規律を正すために必要だったのでしょうが…。これから起こる粛清の嵐を思うと気が重いですね。史実だからどうしようもないのだけど、魅力的なキャラが居なくなるのは寂しいな〜。

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