- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091278265
作品紹介・あらすじ
「ユキは男で、オレの妻っす」
奥さまの名前はユキ。
そしてダンナさまの名前はコウ。
ごく普通の二人はごく普通の恋をし、
ごく普通の結婚生活を送っております。
でも、ただ一つだけ違っていたのは…
奥さまは「おとこのこ」なのです。
【編集担当からのおすすめ情報】
『お酒は夫婦になってから』のクリスタルな洋介先生が放つ、
もう一つの夫婦の物語!
中毒必至の、いちゃいちゃ日常ラブコメディーをお楽しみください!
感想・レビュー・書評
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うおおおおおおおおお
ちくしょおおおおおお
やっべえええええええ
よっしゃああああああ
はぁ、はぁ、はぁ、失礼しました
この『おとこのこ妻』(1)を読み、興奮してしまいました。そんで、この感情を正確に文章へ起こせない悔しさで、もんどりうってしまいました
ハッキリ言って、これは好い恋愛漫画です!!
一切、迷うことなく、殿堂入りです
(1)で殿堂入りが決定する、それは『小林さんちのメイドラゴン』や『3月のライオン』に匹敵しているってことです
これまで、読み手のハートをガンガン揺さぶってくる、良い恋愛漫画を量産してきた印象のあるクリスタルな洋介先生
ファンなら、間違いなく、こう思ったはずです・・・化けやがった、と
確実に一つ上の漫画家になりました
恋愛漫画が好きな人も、男の娘が好きな人も、間違いなく、この『おとこのこ妻』は魅了します
常に、自信を持って、他の漫画読みに作品をお勧めしていますが、今回の熱量は倍以上です。それを感じ取っていただければ、ありがたいです
ただ、いつもの事ですが、この『おとこのこ妻』を読んで、新たな扉が開いちゃっても、それは皆さんの自己責任となります。既に、その辺りがオープンしている私ですら、扉が吹っ飛んでしまい、そのダメージをクリスタルな洋介先生に訴えたくなりましたが、それは筋違いか、と我慢しております。モヤモヤも読み返せば、また、吹っ飛んじゃいましたんで
どの回も、鼻血は出るわ、心臓がトキめきすぎて止まりかけるわ、波動砲が発射寸前になるわ、色々と大変ですが、個人的に、最も力を入れて推したいのは、第14話です。きっと、他の人もこれが一番、キュンと来たと思います。こんな告白シーン、例を見ないですって
この台詞を引用に選んだのは、これこそが、『おとこのこ妻』って名作と、コウの魅力を最大かつストレートに表現しているので。以下でもなく以上でもなく、ここまで正確に表した、クリスタルな洋介先生、さすがです詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
男の娘モノなんだけど、主役であるコウとユキの関係性が非常に独特で単純に男の娘モノとカテゴライズしてしまうのが躊躇われる内容になっているね
そもそもユキは性別としては普通に男性で、別に女装趣味が有るわけでも男性が好きなタイプだったわけでもない。ただ、コウの趣味に合わせるために女性的な服装をしているだけ
そして、コウも別に男性が好きというわけではないし、ユキの女性的な部分に惹かれたわけでもない。
性別とか関係なしにユキはコウを好きになって、コウは悩みに悩んだ上でユキを好きになった訳だ
だから二人は殆どの場面で幸せそうに会話している。男性が女性の格好をしているなんて、人によっては拒否反応を示してもおかしくないのに、作中で二人と出会う人々はそんな反応はしない。あまりにも二人が互いを好いており幸せであることが伝わってくるために、むしろ二人の空気に当てられて赤面してしまう人ばかり
又、コウの態度もかなり独特。
ユキの見た目はどう見ても女性でユキを女性だと思いこんでしまう人は多く登場する。殆どの人がそれっきりの出会いなのだから本来訂正する必要なんて無いはずなのだけれど、コウはユキが女性と見間違われた際には必ずユキが男であると訂正している。映画館がレディースデイで女性として扱われた方がオトクな場面であっても訂正する
おそらくコウの中ではユキが男性であり、そんなユキを好きになったのは納得し終わった点なんだろうね。だからユキが女性に見えるのは間違いだと訂正する。そんな態度はユキの事で3年も悩み続けたコウにしか出来ない行為
互いをどこまでも想い合ってる二人は男性同士であってもお似合いのカップルにしか見えない。そしてそんな二人を見られるこちらも何故か幸せな気分いなれてしまう、そんな作品だと感じられた -
見た目女の子なユキだから読めるかな…と思った。男の娘ものでありがちなシチュエーションがある。
ただ、不覚にも最後にコウ君がユキちゃん?にプロポーズするシーンで
「ぼく…おとこだよ?」
「奇遇だな。俺も男だ。」
と言ったシーンは笑ってしまった。良いシーンなのだろうけど