草冠の名前 (フラワーコミックス)

著者 :
  • 小学館
3.87
  • (4)
  • (5)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 45
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784091305695

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 最近、久しぶりに『ようこそ青(ブルー)』を読んで、
    何度も見ているはずの巻末の広告を改めて目にし、買うことにした。
    実母とその愛人に虐待される少女の話で、
    これはどうあっても勧善懲悪ハッピーエンドでなければならぬ……
    と思いながら読んでいったら、
    結果は当然そうなんで、悪くないんだけど、
    あまりにも短いスパンで事件解決しすぎ。
    ページ数の都合でこうなりましたってことなのかなぁ、と。
    が、同時収録「雪の夜の匂い」は予想外にイイ話だった。
    仕事とは、生きる意味とは何だろうと悩む若いサラリーマンが、
    かつての同級生と再会し、やる気と希望を貰う話。
    素敵。

  • このひとのは、もう、心臓えぐられる気持ちになる。

  • 人の心の闇とか、救われる心とか、そういうのを描くのがうまい人だなぁ〜といつも感心する。昔の作品も文庫になったやつを読んでみたけど、やっぱりどれも人の闇の救済がある気がする。

  • 12月26日読了。これも友人に借りた。吉村明美さんの漫画は『薔薇のために』を読んで以来、かなり好き。絵も綺麗だし、迫力があるし、何よりストーリーがいい。少女漫画っぽくないところがとても好き。この本も胸にぐっと来るものがあった。表題作も良かったけれど、もう一つがさらに良かった。冴えない普通のサラリーマンが主人公ってあたりが、本当に少女漫画らしくないけど。

全5件中 1 - 5件を表示

吉村明美の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×