スター・レッド　萩尾望都Perfect Selection 8 (フラワーコミックススペシャル)

著者 : 萩尾望都

• 小学館 (2008年1月25日発売)

作品紹介・あらすじ

火星（マーズ） 火の星…戦いの星…… わざわいの星――
「週刊少女コミック」連載時のカラーページすべてを収録。萩尾望都のSF名作が美しく甦る!!

感想・レビュー・書評

[nankadoさんの感想 · 2012年1月2日]

久しぶりに再読。「銀の三角」のプロトタイプのような話だなあ。どんどん話が広がってゆくところは、やや駆け足のきらいがあるが、掲載誌とのかねあいだろうか。冒頭、主人公が暴走族のレディスをやっているのは時代を感じる。

[jubさんの感想 · 2016年6月14日]

母の本棚からこっそり拝借して読んでいた恐らくは私のＳＦの原点。
こどもだった私にＳＦ特融の用語はわかりませんでしたが、純度の高い感情が織りなす物語と宇宙の無限の美しさやもの悲しさ恐ろしさは漠然と感じていたように思います。

[arcanaさんの感想 · 2010年9月16日]

セイがエルグを捜し求めて、広大な宇宙の海に躊躇いもなく身を投げ出すシーンが、身震いするほど美しい。

[ratchさんの感想 · 2010年9月7日]

硬派。

[kitanoさんの感想 · 2009年4月6日]

モー様の最高傑作のひとつです
（矛盾した表現は勘弁してくれ）
火星に恋した五世代（ペンタ）の火星人
故郷・民族を愛するが故に、戦う「星」
彼女が恋焦がれる気持ちに、読者である
kitanoも惹かれてしまいます
この作品が３０年前に書かれたなんて
とても信じられない完成度

ＳＦは昭和の作品の方が秀逸ですね

[♪さんの感想 · 2008年6月2日]

色があるみたいだった

[ajirogiさんの感想 · 2008年1月26日]

セイとエルグが悲恋過ぎてぼろ泣きするけれど、なんだか幸せそうになってるラバーバとヨダカのカップルが大好きです。

著者プロフィール

漫画家。1976年『ポーの一族』『11人いる！』で小学館漫画賞、2006年『バルバラ異界』で日本ＳＦ大賞、2012年に少女漫画家として初の紫綬褒章、2017年朝日賞など受賞歴多数。

「2022年 『百億の昼と千億の夜　完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」