- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091325280
作品紹介・あらすじ
レオくんは2歳の雄猫。お隣のタツルくんが小学校に通うことになったら、自分も行ってみたくなって、ついにランドセルしょって念願の小学校入学!(「レオくんの小学1年生」)。さらには、映画スターをめざしたり、婚活をしたり…。猫だけど、猫だって、猫だから楽し~い、レオくんの毎日です。
●収録作品/レオくんの小学1年生/お外に出して/レオくんのお見合い/ヤマトちゃんの恋/レオくんのアシスタント/レオくんのグルメ日記/レオくんの映画スター/マルちゃんのスキヤキ/レオの写真日記だよ
感想・レビュー・書評
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基本的には本物の猫ベース、ちょっと擬人化という感じ。
萩尾望都の飼い猫がモデルなので、猫の姿がリアルでかなり可愛い。
猫の習性ベースに、もし人間の子どもだったらこんなこというんだろうな、という話。
各話のオチが、なんともほほえましくにんまりしてしまう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2歳のオス猫、レオくんが小学校にいったり、漫画家のアシスタントしたり、お見合いしたりする漫画。
猫を擬人化する漫画は、今じゃさほど珍しいものではない。
が、萩尾望都さまはやっぱり違う。
レオくんを、時に擬人化し、時に猫そのものにしたりと、多分擬人化漫画に存在するであろうルールを軽く超越してしまっている。それは、読み手の価値観を揺さぶる。
もし、レオくんのような同級生がいたらどうする?
会社にレオくんのような同僚がいたらどうする?
レオくんには「猫だから」という逃げ道がある。
人間にはそれがない。だから、レオくんは猫以上には決してなれない。
猫のほのぼのとした生活を描いているようで、奥に怖いものがあるように私は感じた。
だからこそ一日だけレオくんの同級生だった、ヤマトちゃんの優しさや繊細さが心にしみる。レオくん主観でないこの1本をいれたところが、やっぱり萩尾望都のすごいところなんだと思う。 -
レオくん、可愛すぎる‼うちのたまにゃんこも、おしゃべりしてくれないかな⁈
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わざとじゃないかと思うくらい気持ちの悪い漫画・・・・・・
わざと? じゃない? いずれにしても救いがないほどに面白くない!
ひとコマも面白くない漫画というのは、初めて読んだかもしれない、そんな記念の一冊です。
猫に子どもが欲しい! と迫る人間とか、怖すぎる。 -
うお。今度は猫マンガですか。しかも、かなり奇妙な味の。でも、アンコとかラーメンとか猫はあんまり食べちゃいけないんじゃないのかなあ…。
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萩尾望都先生も猫を飼っていたんですね。タマ姫、マイちゃん、レオくん。完全擬人化の「綿の国星」とエッセイ漫画の「グーグーだって猫である」の中間くらいかな、と思いながら読んでいたら、グーグーの話が出てきて驚いた。「レオくんのアシスタント」で描いた車が傑作過ぎて当分忘れられそうにありません。
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レオくんかわいいなあ!
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萩尾望都の作品だと思って読むとガッカリする人が多いと思われる。