乙女なでしこ恋手帖 (弐) (フラワーコミックスルルルnovels)
- 小学館 (2012年1月26日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (247ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091343383
作品紹介・あらすじ
恋満載!大正恋浪漫「乙女なでしこ恋手帖」
深山くのえが描く大正ロマンの世界。挿絵は、「黎明のアルカナ」で大人気の藤間麗。豪華布陣でお送りするオリジナル小説第2弾!貧乏公家華族の借金の形に嫁に出された千鶴。いったいこの結婚どうなる!?
第2巻の物語は、すれ違いだった千鶴と要が、いよいよ心を通わすところから始まります。初めて、お互いの身の上を告白し、二人は銀座で、初めてのデート。要に嫁入り道具を買ってもらったり、きものを仕立ててもらったり。そして、結婚後、二人は初めての・・・。
東明家で虐げられてきた千鶴にとって、要との日々は夢のよう。だけど、東明家からいつ連れ戻されるか、何より、いつ、大津寄要の父親に、自分が生粋の子爵令嬢ではなく、実は平民の家で育てられたということが、ばれるのか。全てが公になったとき、千鶴と要は引き裂かれてしまうのではないかと、不安と戦う日々なのだ・・・。あらゆる困難を乗り越え、さらに強い絆で結ばれる二人。家やしきたりに負けず、愛を育てる二人のドラマに、ドキドキしどおしです。
DVD付き特装版と小説のみの通常版、2冊同時発売!!
感想・レビュー・書評
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まさしくの大正版シンデレラストーリー。これで完結?かと思うくらい綺麗に終わっているような気がするので、続きが読みたいと思いつつ二冊で終わりなのかなと心配してしまう。
主人公のだんなさま(笑)が主人公につらーくあたってきた家を完膚無きまでに(?)叩きのめす?というのがストーリーとしてわかりやすかったし、主人公がだいぶ不憫な生活を送ってきたことを見れば、色々すかっとした。夫婦間の若干ずれ気味の心の交流は見ていてハラハラしたけれど、そちらのほうでのごたごたは今回なかった。コミックスから出すならマンガとか、小説なら少女文庫から出してくれたらよかったのにとちょっと思う。 -
・要の旦那の唐突な名前呼び捨てに震える
・嫁の着物セットお買い物やら結婚指輪やら・・・なんだ今回・・・甘いぞ・・・!!?
・身元バレでやっとスタートラインかと思いきやまさかの朝チュン
・要の旦那8歳年下の嫁に容赦ねえぞ -
1巻は主人公の家族があまりに酷くて、1巻ラストのほんのりしあわせになれそうなエピソードだけではカタルシス得られないから即座に続きを買ってしまった。2巻はラブ大増量で勝手にやってなさいよお幸せに!という感じなのでここまででひとつのお話ととらえたほうがいいんだろう。
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ああ、やっと本名で結婚できる段取りをする展開になった。
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大正時代を舞台にしたラブストーリー第二巻。
嫁いだ先はついこの間少し逢っただけのあの人!
だけど優しい彼に惹かれて・・・。 -
貧乏公家華族の借金の形に嫁に出された千鶴。いったいこの結婚どうなる?
やられた!という感じです。
1巻がああでしたので、2巻の良さが引き立つ!
素直に千鶴ちゃん良かったねと思えます。終始ごろごろ。
続刊も楽しみ!でも文庫サイズで出してほしい……。 -
かなり甘さがアップしていた。意外と展開が速い。二人の仲がぐっと進展し、それぞれのおうちとの確執もある程度解決して、もしかしたら三巻で終わっちゃうのかな?と思ったくらい。
次巻では千鶴が女学校に復帰するんだろうか。とりあえず楽しみに待つ。