Piece (10) (フラワーコミックス)

著者 :
  • 小学館
3.29
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本棚登録 : 304
感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091352682

作品紹介・あらすじ

大ヒットラブサスペンス、遂に完結!!

累計120万部突破の大HIT作!!
「砂時計」に続く、芦原妃名子の意欲作、
TVドラマも大人気だった「Piece」が、ついに10巻をもって完結する!!

通常より増ページにてお届けする、芦原妃名子渾身の結末を
是非見届けてください!!
戦慄と感動の、最終巻です!!

「私は成海と出会って
笑い方と泣き方を覚えた・・・・」

名古屋から東京に戻り、成海の家を訪ねた水帆。それは、成海が20歳の誕生日を迎える日の前日だった。

成海は、20歳になると同時に、母親・理沙子の扶養を外れ、家を出て行かなければならないことになっているのだ。

その夜、成海への想いを初めて口に出して伝えた水帆。そして、二人の関係に大きな変化が訪れて・・・!?

大反響のラブサスペンス、ついに完結!!

感想・レビュー・書評

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  • 最終巻。これ砂時計の焼き直しだったんだ。この作者さん人の死を絡めたり、キャラを精神的に追い詰められたりするのが好きなんだなーと思ってたらそーゆうことだったのか。でも個人的には違う作者さんだけど、僕等がいたを思い出して、成海と矢野を重ねてしまうところあった。終わり方は賛否両論そう。生まれてからハタチになるまで観察対象として生きてきた人間がそう簡単に沢山のものを吹っ切れて水帆の元に戻ってくる事なんてなさそう。でもいずれ、何年も経って戻ってくる事はあるんじゃないかなって思いたい。最後の水帆のお母さんが成海母のクリニックに通ってるのは驚いたし怖かった。これでなんで成海母が水帆を知っているかのように話してたのかも分かったし、成海母にとって、皓も水帆も観察対象だったんだとわかった。納得。でもなんだか悲しい終わり方。

  • 最終巻を読んで、これは賛否両論だろうなぁと思いました。
    案の定そうみたいですねー。
    これはこれでアリだと思いますが、やっぱり鳴海についてもう少し記述が欲しかったな。
    鳴海に少し光がさした描写があるのが唯一の救いですが、それでもなんだか物足りない感じ。
    彼の今後はどうなったんだろう。
    また、水帆母が鳴海母に未だ依存し続ける描写で終わり、読後はモヤモヤ感が…。
    水帆自身はだいぶ救われているんですがね。

  • 待ちに待った10巻発売ということで楽しみにしてました。
    この流れにどう決着がつくのか、と。
    心理戦で、結構影のある作品だったので、終わりには希望が見えるのではないかと勝手に思ってたんだけど、最後の最後でまさかの結末。
    いや、途中でなんか付箋が見えてきて、ちょっとずつまさか…と思ったのだけれども、本当にそうなってしまうとは。

    んー、わかるんだけど、なんともすっきりしない終わり方だったなぁ。

  • 「間違ったバスに乗らない人」
    「間違ったバスに乗ってもすぐに引き返せる人」
    「間違ったバスと知っても乗り続ける人」
    成海のような人に惹かれる自分はおそらく3つ目の種類の人間なのだろう。

  • 【やや辛口注意】この作品は前半から細かい心理描写にたくさん感動させられました。主人公の成長がとてもキレイに感じました。
    そのぶん、自分の中では自然と、最後はキレイにまとめてくれると期待してたとこがあったと思います。
    終わり方はそんな王道なんてものではなかった。
    すっきりしない完結だったので意外でした。
    作家様がどう表現しようが自由だともちろん思います。アリな終わり方でもあると思います。
    ただ、いち読み手としては、この作品に出会った意味や読み続けた時間を考えると、あまり満足感の得られない読後感となりました。

  • 成海皓が好き。水帆が好き。成海がとにかく好き。
    だから、ラストは納得いかないって言うか、もやもやするけれど。でもこの2人のラストは、確かにこうかな、とも思う。
    成海が愛おしくて、水帆が好きで、2人の関係が好きだった私が持つのは、彼女らへの羨望か、或いは自己愛か。
    伏線もしっかり、いろんなメッセージもある話だから、また読み返したい。
    成海と水帆は、再会すると信じてる。

  • もぎゃ〜!嫌いじゃない、むしろ好きなタイプの真っ黒作品だけど、今はこういうのが読みたかったんじゃないんだよ〜‼︎むが〜!

  • 高校の同級生の死をきっかけに、その子の元彼探しが始まり、そこから様々な真実が明らかになっていく少女漫画だけどミステリー漫画。

    水帆の恋愛感情と、ただ形容してしまっていいのかわからないけど(笑)成海に対しての気持ち立ち振る舞い(同様に成海も水帆に対して)その二人のやりとりは考えさせられるものもあったかな。恋愛って目的だけで見てしまうと、この作品は人によっては物足りないかもしれないけど…二人の人間的な変化を見ているのは面白かった。二人がハッピーエンドじゃない意味も、ラストの意味もこの作品の良さなんだと思う。

    "知ってる?人間には4種類いるんだよ。間違ったバスに絶対乗らない人間と、間違ったバスにしか乗れない人間と、間違ったバスに乗ったと思ったらすぐに引き返せる人間と、間違ったバスと知りながら乗り続ける人間と”

  • 苦い、苦いよ・・・。
    しかもお前かよの展開。

  • 結局なんだったのか。
    でも、悪くはない終わり方だと思う。

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