- Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091368058
作品紹介・あらすじ
性を偽る二人に危機が――!?
男女×逆転 平安トランスセクシャルストトーリー!!
男の身でありながら女として宮中にあがり、
女東宮に仕えていた睡蓮。
しかし愛しさを抑えきれず、
思わず女東宮に口づけをしてしまう。
そしてそんな睡蓮に、破滅の危機が――!?
一方、懐妊した沙羅は宇治で出産に備えるが…
【編集担当からのおすすめ情報】
睡蓮、沙羅それぞれが、生まれながらの性と
社会で果たしている性との狭間で揺れていく。
女でいられなくなった睡蓮と、男でいられなくなった沙羅。
二人の運命が大きく動き出す第6巻、お見逃しなく!
感想・レビュー・書評
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→もう好感度ダダ上がりの帝と東宮様。帝はそこはかとなく「さいとうちほの腕がなってるねえ!!」の大人の男で、優しさと強さを併せ持つハイスペック男の予感がする(←メンタル面で。仕事はわかんないけど。)東宮様はイラッとタイプかと思わせといて聡明でいじらしい。そりゃ睡蓮も思わずキスしたくなるよな・・・。帝は色気がすごくてたぶんいさいとう先生は石蕗なんかよりこっちのほうが好きだし書きやすいんだろうな笑そして読者も好きだと思います。帝みたいな大人の男が。→
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【デザイナーメモ】6巻。百合風味。女装男子・睡蓮がメインのカバーは作家さん・担当編集ともどもタイミングを計っていたところで、物語上で皇女との恋が動き出した機会をとらえて実行に移すことになった。
女×女(風)カップルのビジュアルだけでインパクトは充分と思われたので、「ひねりすぎず」をコンセプトにした。提案は「姫だっこ(オベラ座の怪人)」「壁ドン」「装束解体」「オフィーリア」「ひざまくら(おやゆび姫)」の5案。このうち「姫だっこ」「壁ドン」「ひざまくら」がさいとう先生のイラストラフになって返ってきて、最終的に「ひざまくら」が決定稿となった。
資料に挙げたのは高橋真琴の「おやゆび姫」と、「ナタちゃんの竜たいじ」という古いアニメで、いずれにしても「生まれかわる」「換骨奪胎」という見たて。さいとう先生からいただいたラフはポーズがヨガの瞑想のようにアレンジされていて、なるほどと思わされた。前巻のマリア観音とのつながりもあり、「心の平静を保つ」という暗示もあり。
もちろん膝枕をされている皇女のうっとりした顏も見どころで、ここが今回の「オビを取らないと見られない」ポイントになっている。オビ外に見せるのを冠だけにするか、おでこだけ、あるいはまつ毛までにするか、最後まで調整を繰り返した。(カバー、表紙、帯、総扉、目次その他を担当) -
睡蓮かっこいいー!!石蕗とは正反対のいい男である。原作の男君よりもこっちの男君の方が好きです。女東宮に一途なのがいい。女東宮がいちいち仕草や話し方、表情が可愛らしくて読んでいてとても楽しいです。お菓子食べている女東宮かわいい。幸せになって欲しい。
沙羅にはつらい展開ばかり。早く石蕗から解放されて欲しい。石蕗が調子に乗ってるので、早くこらしめてやってください睡蓮さん!お腹の赤ん坊が死産だったのは原作と大きく変わるところだけれども、この先の展開も大きく変わるのだろうか。続きを早く読みたい。 -
石蕗の能天気ぶりにはもう笑うしかないですね。それを男としての経験から誰よりも分かっている沙羅の中で動き出す女の心が、まざまざと描かれて、息も詰まりそうです。
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平安時代の「とりかへばや物語」のコミック化第6巻。今回でようやく二人が自分の本来の性に目覚めて再会するところまで。
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自分の中の男に気づいた睡蓮。
あっさり東宮さまに話したのはびっくりしたけど、大切な人だから誠実にいたかったんだろうな。
睡蓮の決断でまた面白くなってきた!
睡蓮が沙羅を見つけてくれて本当に良かった。
今まで沙羅ばかり目立っていたけど、やっと睡蓮も主人公らしくなってきたな。 -
石蕗はマジでうざい。この時代の男ってみんなこんなんかよ。自分のことばっか。酔いしれてる。とりあえず双子が再会できてよかった…