ハツ*ハル (5) (フラワーコミックス)

著者 : 藤沢志月

• 小学館 (2015年8月26日発売)

作品紹介・あらすじ

恋かな？と想ったら、もう恋。

相変わらず、出口の見えない初恋迷子・海（かい）の空回り。

一方、諏訪（すわ）先生への片想いが、先生の結婚という事実によって“失恋”したリコ。

出口の見えない想いに苦しむリコだけど、同時に、海への不思議な感覚が芽生え…。

初恋スパイラル…急転直下！

感想・レビュー・書評

[naaaaatsuk1さんの感想 · 2018年9月28日]

前巻に引き続き勘違いを拗らせてる海。海の思い込みを払拭するためにタカとあゆみがカモフラージュとしての交際宣言。あゆみちゃんも言ってたけど、もしやここの両思いあるのかな。あゆみちゃん苦手だったけど、前巻あたりから普通に見れてきたので楽しみ。一方で少しずつ少しずつ動き出したリコの海への気持ち。寝れなくなっちゃったり倒れたりショック受けたり可愛い。でもまだ自覚してない様子。先生とお姉ちゃんの結婚式。お姉ちゃんリコの気持ち気付いてたんだーなんか切ないな。どっちの気持ちになってみても、ごめんねって感じになっちゃうな。海は海で言葉にしないくせに行動ばっかりイケメンで、結婚式の鐘をバックにあれはキス？またキスしようとしちゃうの？殴られないか心配しちゃう。

[ユエさんの感想 · 2016年4月29日]

タカとあゆみのおかげ？で再びリコを想い続けることを決めた海。なんかタカにも過去に恋愛で色々あったっぽいフラグがあるよね。気になる。そしてやっとこさ海のことを考え始めたリコ。海も期待しつつもどうして口から出てくる言葉がチビだったり、単純だったりするんだ（笑）でもラストの結婚式でお兄ちゃんへの想いに区切りをつけたリコ。そしてそんなリコに海は…。どうなの？したの？？海の妄想ってパターンはアリでしょうか？（笑）

[bloomiさんの感想 · 2016年3月7日]

海とは対照的に、ゆっくりじっくり動き出したリコの気持ちが歯がゆい。

ときどき絵が崩れるのは気になるけど、心情が丁寧に描かれてるし、それぞれのキャラクターがしっかりしているのがいい。ところどころ文学的なのも好き。

何気に「へっぽこ日和」も好き（笑）
作者は志村さんっぽい性格なのかな？

[へきくうさんの感想 · 2015年10月3日]

海が不憫すぎで笑える。なんでその心の声を言葉にして出せないのか？出せないのか海であって、出さずに行動で示すのもまた海←ラストーー！　諏訪先生の結婚式でのリコの笑顔。泣けたわ。

著者プロフィール

『柚木さんちの四兄弟。』で第６６回小学館漫画賞を受賞。既刊に、『ハツ＊ハル』『彼女はまだ恋を知らない』『キミのとなりで青春中』など。

「2023年 『超絶片思いハイスペック吉田（3）』 で使われていた紹介文から引用しています。」