YASHA 12: 夜叉 (フラワーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 351
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091380326

感想・レビュー・書評

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  • 遺伝子操作された超人とか結構ありがちな設定だし、荒唐無稽な設定もあるんだけど面白く読めたのは、やっぱり双子のつながりを根底に置いたからかな。

    キャラクターは尊が好き。自分じゃダメでも凛に献身を続けるのは純愛だと思う。
    「凛が生きてる」ことと「救われる」こととどちらを選ぶか。「ギリギリのところで生きてた人は、救いの手が差し伸べられても握り返す力がない」というのは悲しかった。
    なのでラストはちょっと不満。全体的に駆け足だったせいか、尊の最期をちゃんと描いて欲しかった。

  • (2023-05-10L)

  • 2002 悲しい結末だ

  • 完結12巻まで読了。遺伝子操作により産まれた双子の新人類を巡るSF漫画。『BANANAFISH』と繋がった世界の、少しあとの時代の出来事。
    展開や見せ場は王道で面白いけれど、最終巻は主要人物がバタバタと斃れ、駆け足な感じもする。

  • 本棚整理中に全巻一気読みしてしまったので最終巻を登録。
    初めて「バイオハザード」の意味を知り、感染の怖さを知った作品でもあります。
    人間の進化とか、生命倫理とか、人類はどこまで探求していくのだろうか、それがいいことなのだろうか、考えさせられる話でした。
    最終話が終わった後の沖縄ツアーが、平和だったら皆こんなキャラで学生生活なんて送ってたんだろうかとほっこりしました。
    あと、『BANANAFISH』を読んだ人間からすると、シンの登場には結構たぎりました。シリーズをまたいで世界がつながっている感じは嬉しいですね。

  • 図書館にて借。
    面白くて一気に読めた。
    最後があっけない気がする。
    凛と尊のことを、もう少し踏み込んで描いてくれたら泣けたかも。。。

  • 「イブの眠り」売却済み。
    というわけで、その前編にあたるYASHAももう手放してもいいかなぁ、と。
    話としては吉田秋生らしい話だし、スリリングで面白かった。
    ハードボイルドのノリが好きな人におすすめするのにはピッタリな良い作品だと思っている。

  • 【全12巻】泣いたけど、泣いたけど!終わり方にしっくりこなかった。

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著者プロフィール

同姓同名あり。

1. 吉田秋生 (よしだ あきみ)
1956年、東京都渋谷区生まれの女性漫画家。武蔵野美術大学卒業。1977年「ちょっと不思議な下宿人」でデビュー。1983年、「河よりも長くゆるやかに」及び「吉祥天女」で第29回小学館漫画賞を、2001年に「YASHA-夜叉-」で第47回小学館漫画賞をそれぞれ受賞。その他代表作に、「BANANA FISH」。
代表作のメディア化が多く、「吉祥天女」は2006年TVドラマ化、2007年に映画化された。「海街diary」は2015年に映画化されている。2018年には「BANANA FISH」がTVアニメ化された。

2.吉田 秋生(よしだ あきお)
1951年生まれのテレビドラマ演出家。学習院大学法学部卒業。

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