7SEEDS (31) (フラワーコミックスアルファ)

著者 :
  • 小学館
4.28
  • (48)
  • (30)
  • (14)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 446
感想 : 23
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091382375

作品紹介・あらすじ

佐渡島で明らかになる、衝撃の事実――!!

隕石衝突での人類滅亡後、冷凍保存から目覚めた若者たち。
荒廃した世界で必死に生き延びるその先にあるものは…!?

佐渡島の地下にある"方舟"に105人の子供が眠っていることを知った
春夏秋冬のメンバー達は、方舟を救い出すべく動き出した。

そんな中、地下道で合流した安居と涼。
彼らの前に現れた衝撃の光景は――!?


【編集担当からのおすすめ情報】
子供達を救うため、様々な思いを抱えながら協力しあうメンバー達。
しかし共に進む中で、ある出来事が事態を一気に動かし…!?

過去と現在がぶつかり合う激動の31巻、是非お楽しみください。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 人間模様に、自らを思ってはっとさせられるところが、大好き 


    ますます、この、今の世界で歩を進めようとしているみんな。
    この世界でのレベルが気がつけば上がっている、という話が出てきた後、遠隔地のみんなも自らのレベルについて思ってるんだけど
    どうしてみんなレベルって思ってるんだ??とさいしょはきょとん。
    あのルンバ型の通信機でみんな声が聞こえているんですね。

    そんななか百舌が出てきてこれはまた刃傷沙汰になるのではとぞくっときます。

    百舌に安吾に涼、嵐と揃った後にみんなの心を揺さぶる大どんでん返しが。まさかこの方が出てくるとは。

    大きな山を乗り越えた巻。あとは荒巻さんなのかな。ここで出てきた、荒巻さんの深い傷。彼が未来に踏み出せることはできるのかな。それが最後のクライマックスになるのかなぁと31巻にも渡った今うすうすと感じました。

    今回ぐっときたのはまつりちゃんかな。
    朔也くんからの質問に、みんなに聞こえないようにぽつんと言った本音。
    そして百舌への

    思うように育たなかったって言うんだったら
    それ百舌さんの失敗だから
    という発言ね。

    31巻読んでてはじめてまつりちゃんにぐっと来た。ごめんよ。

    もちろんこの話って人類滅亡の危機の中サバイバルしていく話が幹だと思うのですが、
    色んな人が、人とは違った感性、信念で進んできているのをいろんな角度から見られるその人間模様に、自らを思ってはっとさせられるところが、大好きなんですよね。

    今回ページが全然なくて、巻末のたむたむタイムも縮小版、次巻発売日についても記載なしですが、大体4~5カ月で発売してますから次回7SEEDS32巻は2016年7月~8月発売でしょうかね。

  • 要さんはくるみたちを助けて
    それで死ぬのかな

  • 素晴らしい。
    もう作品としては極まってきたというか終盤へ向かっている感じで、見たままで語れることはあまりない。
    やはり百舌さんは役割を全うして退場してしまうのかな。
    この人には、今を生きられるようになってほしいな。

  • 全員が協力し始める
    なんとか水を流すことに成功

    一方、百舌鳥と接近した安吾&涼は殺し合いになりそうになるが嵐が止める
    安吾は必要な人間かを全員に問う
    それぞれ罪があるものもいるが、赦さないまま共存していく方向へ
    夏Aチームは百舌鳥からの卒業を宣言する
    百舌鳥、去る(死亡?)

    角又の嫁?彼女?の遺体?と再会???

  • そっちかー!要さんだったかー!

  • 人類が絶滅した後の未来へ送り込まれた若者達のサバイバル物語第31巻。電車の中で読んでいたら、図らずも号泣してしまい、すっかり変な人に。いやしかし。色々あった後ですら、物事の本質を見究めようと努力する各人の姿勢に泣けた。最も、そういう姿勢が保てる人物達だからこそ、選ばれて未来に送られたのかもしれないけど。しかし、普通は難しい。

  • 安居、茂を地上にあげることができて、やっと過去の出来事を本当に過去のものとすることができるのか。

    要さんが自分は間違っていたのかと葛藤しているようだけど、この考え方、子育てと一緒だ。
    子供が不祥事を起こしたり、社会にうまく馴染めなかったり、勉強ができなかったり……。そんな時に、一生懸命育てたのに、って。
    でも、人って長所が他人にとっては短所だったり、良かれと思ってしていても相手には迷惑だったり、嫌がらせだったのに感謝されたり。
    だからこそ、バランスが取れてうまくいくのかもしれない。

    要さんはもう出てこないんだろうか。
    彼の心もいつか救済される日がくると信じたい。

  • やーっと読めた!また最新刊出てるけど^^;
    虫苦手だからちょっとぞわぞわした〜。集まってきて方舟という新たな展開もあり、安居の過去との決別もあり。相変わらず泣かされる。
    ずっと冷静だった荒巻さんの寂しさが垣間見えたり、蝉ちんがいい男になってきたり、まつりちゃんがいい事言ったり。バサラもそうでしたが、それぞれにきちんと物語があり、1面からだけ話を展開させて善悪を描くのではない所がすごいと思う。あー、また1から読み直したい。。

  • 完全な善人も悪人も存在しない。誰かにとっての良い奴が、他の誰かにとっての嫌な奴だったりする。みんな仲良くというのは絵空事だ。でも群れて生活する動物である人間が群れの秩序を保つためには、嫌な奴ともそれなりに付き合っていく必要があるのだ。感情の赴くままに殺し合っていたら、その先には群れの破滅という未来しかないからだ。
    個々のわだかまりを乗り越え、共存の道を選ぼうとするメンバー達。沈む佐渡は救えるのか?

  • 表紙の安吾、表情が柔らかくなったなぁ。百舌さんとの別れは永久のものになりそうですね。彼は1人。今後どうなるんだろう。でも誰にも干渉されず、干渉せずにいけるんだね。それがいいことか悪いことかはわからないけど。

全23件中 1 - 10件を表示

田村由美の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×