海街diary(うみまちダイアリー)2 真昼の月(フラワーコミックス)

著者 : 吉田秋生

• 小学館 (2008年10月10日発売)

感想・レビュー・書評

[minaさんの感想 · 2011年11月28日]

表題の「真昼の月」っていうのがとてもはっとさせられた話だった。
ずっとそこにあるものなのに、気付かなかったり見なかったり見たくなかったりで見落としてるもの。それにふと気づくとき、人は成長するのかなぁと思った。

[猫丸(nyancomaru)さん · 2013/05/02]

｢人は成長するのかなぁと思った。｣
このマンガを読んで、気付いたり、納得したり、角が取れるコトが、チョッと前進するコトなんだと深く思った次第です。。。

[shinjiさんの感想 · 2011年3月26日]

家族の絆の大切さと、反面、せつなさを

しみじみと感じさせられます・・・

鎌倉を舞台にした義姉妹と友人・先般や職場関係を背景に

人間関係の大切さが伝わります。

[makikoさんの感想 · 2010年8月7日]

鎌倉を舞台に、時間がゆっくりと流れる、とても素敵な漫画です。
１～３巻購入しましたが、帯にスガシカオのコメントが載っていて、それがちょっと嫌でした。芸能人のコメント帯が、最近やたら目につきますが、内容によっては何となく気がそがれます。
（桂南光さんの「八朔の雪」の帯はとても良くて、それで購入したのですが）

[多坂まこなさんの感想 · 2023年6月11日]

映画だと次女の彼氏はよくわかんないまま消えたなぁ…と思ったけど、原作読んで納得。

[sakopyさんの感想 · 2022年10月3日]

一緒に暮らし始めて
そんなに
経っていないのにね
お互いがお互いを思い合っている姿に
引き寄せられます。
誰かの知り合いが
誰かの知り合いで
人と人がつながって
狭い世界が深くなっていくようで
誰もが全部言葉にすることはしないで
いることで
一緒に食べることで
家族になっていっている
一人があって
家族があって
もうすこし広い家族があるのかもしれない

[himawari-himawariさんの感想 · 2022年8月26日]

1巻の最後の方から引き続きすずちゃんが中心となる話が大半。全9巻あるから、姉妹のひとりひとりに焦点を当てた話がいろいろあるということなのか。

[ちっちゅうさんの感想 · 2022年6月13日]

暮らしを大切にしている感じがとても好き。
やっぱり一番感情移入できるのは長女の幸だ。

映画での細かい設定の変更…なんだかなぁ。

[Showji_Sさんの感想 · 2021年8月14日]

第1巻の感想欄に「映画と原作、どちらが先だったか？」と書いたのだけれど、第2巻を最後まで読んで、「ああ、映画は原作に忠実に描かれているんだな」との感慨に浸ったことを思い起こした。つまりは、映画→原作の順で、少なくとも2巻までは一度読んでいるということだ。3巻も読むが、もしかすると、これも「再読」になるかもしれない。内容については、noteで詳しく書こうかと思う。

[komagoma1さんの感想 · 2021年4月11日]

映画では描かれなかったが、次女佳乃の元カレ藤井朋章が意外といい奴。複雑な事情も抱えていて。すずと交流ができたり、おそらく叔母が幸の先輩看護師であったり。鎌倉は世界が狭いのか。

[eshima002さんの感想 · 2020年9月13日]

祖母のお墓に向かう母を見て、「ああ、この人も娘だったんだな」と思ったサチ姉の気持ち。
時折、自分の母にも感じるこの頃。
自分の家族を思い出す。

著者プロフィール

同姓同名あり。

1. 吉田秋生 （よしだ あきみ）
1956年、東京都渋谷区生まれの女性漫画家。武蔵野美術大学卒業。1977年「ちょっと不思議な下宿人」でデビュー。1983年、「河よりも長くゆるやかに」及び「吉祥天女」で第29回小学館漫画賞を、2001年に「YASHA-夜叉-」で第47回小学館漫画賞をそれぞれ受賞。その他代表作に、「BANANA FISH」。
代表作のメディア化が多く、「吉祥天女」は2006年TVドラマ化、2007年に映画化された。「海街diary」は2015年に映画化されている。2018年には「BANANA FISH」がTVアニメ化された。

2.吉田 秋生（よしだ あきお）
1951年生まれのテレビドラマ演出家。学習院大学法学部卒業。