おろち: 楳図PERFECTION! (4) (ビッグコミックススペシャル 楳図パーフェクション! 4)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 148
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091800497

作品紹介・あらすじ

▼第1話/眼▼第2話/血●あらすじ/盲目の少女「田口恵子」。工場が建ち並ぶ街の社宅で暮らす彼女は、父親と、彼女を慕って遊びに来る少年・さとると交流するだけのつましい生活を送っていた。目の見えない彼女を心配し見守り続けていたおろちだったが、ある日、父の帰りを待つ恵子のもとに、助けを求めてひとりの男が駆け込んで来て…(第1話)。●本巻の特徴/摩訶不思議な力を持ち、時を超えて存在する美少女・おろち。行く先々で哀しき運命を背負った人間と出会い、その翻弄されゆく人生を傍らから観察し続ける…。楳図かずおデビュー50周年記念企画として、先に刊行された『へび女』『ねがい』『蟲たちの家』に続く“UMEZZ PERFECTION!”第2弾が、全4巻で登場!!

感想・レビュー・書評

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  • 1巻から4巻まで短編構成なんだけど,もう本当に凄い.
    凄いとしか言いようがない.

    めちゃくちゃ面白かった!

    おろちが恐ろしい存在だと思ってたのに,人間でないおろちが一番まともで優しいのがたまらなくいい.

  • 「眼」「血」
     エンディングはオープニングと同じく姉妹モノ。
     この「血」と第1巻の「姉妹」を掛け合わせて作られた
     映画版『おろち』も素晴らしかった。

  • 持ってるのは違う版だけど、とりあえず。

  • やっぱり絵の素敵さが秀逸で、グイグイ引きこまれて読んじゃうのよね。

  • 毎度毎度のどんでん返しが。
    でも何故か常に新鮮で、「えぇっ!」って思ってしまうw
    それほど私自身が見入ってしまっているのでしょうねw

    あと、おろち、寝過ぎw

  • すばらしいです!シュールでハイセンスです。

  • ホラーとは美しいものだと再確認させてくれる。特に108ページから193ページが感動するほど美しい。
    その中でも特に美しいコマを表紙に使った装丁も素晴らしい。
    このままでも十二分に美しい本だし野暮は言いたくないが、これで糸綴じならどんなに美しい本だろうと思ってしまう。

  • 最後のどんでん返しが良かった。
    よく練られたストーリーです。

  • 復刊です。
    文庫の4巻だけ持ってなかったので朗報でした。
    おろちはストーリーテラーがいる形式のホラーですが、語り部が全部を見通しているわけではないっていうのが絶妙。
    最終話には鳥肌がたちました。

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著者プロフィール

楳図 かずお(うめず かずお)1936年和歌山県生まれ。55年に貸本漫画家としてデビュー、『週刊少年サンデー』などに作品を発表。ホラー漫画の第一人者。代表作に『漂流教室』『まことちゃん』『わたしは真悟』『14歳』など。ホラー、SF、ギャグ、時代劇まで幅広い。1995年以降、腱鞘炎という理由で漫画は休筆中。タレント活動を行い、2014年には長編ホラー映画『マザー』を初監督・脚本・出演。

「2022年 『こわい本11 猫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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