おろち: 楳図PERFECTION! (4) (ビッグコミックススペシャル 楳図パーフェクション! 4)
- 小学館 (2005年12月26日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (325ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091800497
作品紹介・あらすじ
▼第1話/眼▼第2話/血●あらすじ/盲目の少女「田口恵子」。工場が建ち並ぶ街の社宅で暮らす彼女は、父親と、彼女を慕って遊びに来る少年・さとると交流するだけのつましい生活を送っていた。目の見えない彼女を心配し見守り続けていたおろちだったが、ある日、父の帰りを待つ恵子のもとに、助けを求めてひとりの男が駆け込んで来て…(第1話)。●本巻の特徴/摩訶不思議な力を持ち、時を超えて存在する美少女・おろち。行く先々で哀しき運命を背負った人間と出会い、その翻弄されゆく人生を傍らから観察し続ける…。楳図かずおデビュー50周年記念企画として、先に刊行された『へび女』『ねがい』『蟲たちの家』に続く“UMEZZ PERFECTION!”第2弾が、全4巻で登場!!
感想・レビュー・書評
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1巻から4巻まで短編構成なんだけど,もう本当に凄い.
凄いとしか言いようがない.
めちゃくちゃ面白かった!
おろちが恐ろしい存在だと思ってたのに,人間でないおろちが一番まともで優しいのがたまらなくいい.詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「眼」「血」
エンディングはオープニングと同じく姉妹モノ。
この「血」と第1巻の「姉妹」を掛け合わせて作られた
映画版『おろち』も素晴らしかった。 -
持ってるのは違う版だけど、とりあえず。
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やっぱり絵の素敵さが秀逸で、グイグイ引きこまれて読んじゃうのよね。
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毎度毎度のどんでん返しが。
でも何故か常に新鮮で、「えぇっ!」って思ってしまうw
それほど私自身が見入ってしまっているのでしょうねw
あと、おろち、寝過ぎw -
すばらしいです!シュールでハイセンスです。
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ホラーとは美しいものだと再確認させてくれる。特に108ページから193ページが感動するほど美しい。
その中でも特に美しいコマを表紙に使った装丁も素晴らしい。
このままでも十二分に美しい本だし野暮は言いたくないが、これで糸綴じならどんなに美しい本だろうと思ってしまう。 -
最後のどんでん返しが良かった。
よく練られたストーリーです。 -
復刊です。
文庫の4巻だけ持ってなかったので朗報でした。
おろちはストーリーテラーがいる形式のホラーですが、語り部が全部を見通しているわけではないっていうのが絶妙。
最終話には鳥肌がたちました。