- Amazon.co.jp ・マンガ (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091807557
作品紹介・あらすじ
「食」ブームを巻き起こし、アニメ、映画化された大人気コミック!
▼第1話/味噌の仕込み▼第2話/青竹の香り(スズキの青竹焼き)▼第3話/技巧の極致(タイのひらきの干物)▼第4話/スパイスの秘密(カレー粉)▼第5話/臭さの魅力(鮒寿司)▼第6話/牛なべの味(スキヤキ、シャブシャブ)▼第7話/サラダと美容▼第8話/もてなしの心(ご飯の炊き方とシジミ汁)▼第9話/鮮度とスピード(生ガキ) ●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)。栗田ゆう子(東西新聞文化部員・山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)。海原雄山(名だたる陶芸家にして、食の探究者。「美食倶楽部」主宰。山岡の実父) ●あらすじ/元教師である、ゆう子の祖母・たま代と共に教え子の家を訪ねた山岡たち。その教え子の実家が老舗の味噌屋であり、味噌の大メーカーの圧力で苦しんでいることを知った山岡は、粗悪な原料や速成醸造、合成保存料にまみれた現在の味噌メーカーの実体を暴く(第1話)。▼鎌倉で偶然見つけた見事な竹林。ここが間もなく別荘地として開発されることを知った山岡は、この貴重な自然を守るべく、持主であるコンツェルンの社長を食事に招待する。そこに出てきた料理は…(第2話)。 ●本巻の特徴/海原雄山のモデルとされるのが、陶芸・書の大家で、美食家としても知られる北大路魯山人。第6話では、この魯山人のレシピによる「魯山人風スキヤキ」が紹介される。 ●その他の登場キャラクター/ゆう子の祖母・たま代(第1話)、周懐徳(第2、5話)、唐山陶人(第3、8、9話)、中松警部(第4話) ●その他DATA/表紙写真~スズキの奉書焼き、宍道湖のシジミ
感想・レビュー・書評
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周大人や中松警部が、準レギュラー的な感じで活躍しだした。山岡・栗田のコンビは並みの新聞記者ではないような展開だが...。海原雄山が単なる俗物から、だんだん大物の片鱗を見せはじめてきたようだ。山岡を鍛えているようにも見える。
今後の展開も楽しみだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人種差別があったり文化館のいざこざがあったり、
多様ではあるんですよね。
シャブスキーの回はいいよね。
肉の食べ方は奥が深い。 -
・味噌も昔からの作り方が一番うまく完成に1年かかる。味噌を焼くと化学調味料が破壊されるので見その残骸
が残る。
・鰻の上に熱い油をかけ、音とにおいを楽しむ。
・青竹の香り、豚の網脂で包みスズキを焼く。
・魯山人風のすき焼き、シャブスキー。
・サラダに向くのはヒマワリ、線実、コーン、オリーブ脂がよい。ドレッシングは食べる前に作ること。
・3回よりも2階の食事の方が太る。もてなしの心。米粒の大きさを合わせて炊く。シジミも同じ大きさに合わせ
て調理。完成時間が同じになり村が無くなる。 -
バブルの頃で、興味深い
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4から続けて再読。4より良かったかも。雄山もこの頃はまだまだ観念的な部分もあったんだな~とちょっと笑ってしまった。たかが食べ物、されど食べ物って感じですね。あまりムキにならず、適切なマナーでおいしく食べればいいと思うけど。