愛…しりそめし頃に… (8) (ビッグコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館
4.18
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本棚登録 : 66
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091810182

作品紹介・あらすじ

▼第55話/限りなき挑戦▼第56話/伯父きたる▼第57話/新宿ワンナイト▼第58話/新しいヒーロー▼第59話/ミラーボールの下で…▼第60話/電話のむこうのヒト▼第61話/シルバークロス▼第62話/さよならテラさん▼第63話/新連載「シルバークロス」▼特別付録『恐怖探偵局』第1話「ミミズク人間」(後編)

●主な登場人物/満賀道雄(高校の同級生・才野と共に漫画家を目指し上京)、才野茂(満賀と共に、トキワ荘で漫画への夢を追っている漫画家)
●あらすじ/『我が名はXくん』のアイディアが出ず、困る満賀道雄。お気に入りの店「松葉」のラーメンを食べているうち、ぱっと浮かんできたのは、つのだじろうの弟・たかしのことだった。彼が見せてくれた百面相にヒントを得てニュー・キャラクター「テツカブ五郎」を作り出し…(第55話)。▼少年雑誌に漫画のスペースが増え始めた昭和30年代。だが同時に競争はどんどん激しくなり、アンケート結果が連載の継続を左右するシビアな時代に突入していった。やっとプロの漫画家として安定しはじめた満賀と才野も、更なる上昇を誓い合う。そんな中、満賀が昔世話になった、伯父さんが東京にやってきて…(第56話)。
●本巻の特徴/「ビッグコミックオリジナル増刊」2005年3月12日号~2006年7月12日号に掲載された全9話を収録。
●その他の登場人物/手塚治虫(55、62話)、つのだじろう(62話)、石森章太郎(56、57、62、63話)、寺田ヒロオ(56、57、61、62、63話)、赤塚不二夫(56、62、63話)、園山俊二(59話)

感想・レビュー・書評

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  • 5-8巻読了!

    満賀氏がよく言う
    「うん!我ながらよくできた!」
    ってのがとても良いので口癖にしていきたい。

  • 『まんが道』の続編と位置づけられる作品。
    昭和30年代、漫画黎明期をトキワ荘で過ごした若き漫画界の巨匠達の青春期が、当時の社会情勢などとともにリアルに描かれている。
    作者の藤子不二雄A氏ご自身も、「この作品はライフワーク」と語っておられるとおり、ゆっくり、じっくり執筆されている。だいたい1年に1巻のペースで単行本として出版されている。
    読者も、時折、前の巻を読み返しながら、慌てずじっくり、楽しみながら読み進めたい作品。

  • 1位
    いま、A先生が熱い!
    もう73才だというのに、この情熱はなんだろう?

    この本は2006年の出版ですが、「ビッグコミックオリジナル増刊号」連載中の『愛…しりそめし頃に…』の2007年掲載分が1位、ということです。

    2007年の連載では、とうとう『海の王子』が登場しました。このおどろきを、どう説明したらいいでしょうか。

    A先生の代表作『まんが道』はコンビ解消以前に描かれたもので、主役は二人でした。
    『愛…しりそめし頃に…』はコンビ解消後に連載がはじまり、主役はA先生の分身、漫賀道雄ひとりになってしまいました。

    しかし!『海の王子』は合作なのです。『オバケのQ太郎』がF先生主導なのと違って、対等な合作。
    『まんが道』の続編に、「二人で一人の藤子不二雄」が戻ってきた!
    これからどうなるのか、A先生からはますます目がはなせません。

  • 「まんが道」の続編!

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