- Amazon.co.jp ・マンガ (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091815804
作品紹介・あらすじ
▼第1話/きみはだれ▼第2話/サチコの想い▼第3話/海からの風。▼第4話/さよならギンヤンマ▼第5話/お願いラッキー▼第6話/ボロボロのラッキー▼第7話/消えたラッキー▼第8話/ラッキーがこわれた!?▼第9話/ラッキーと離ればなれ?▼第10話/もう会えないの?鈴奈さん▼第11話/バッテリーの寿命▼第12話/名前はラッキー
●主な登場人物/日置祐太(小学5年生。ママの死後、パパとふたりで住んでいる)、ラッキー(祐太が生まれる前に、パパとママと暮らしていた犬ロボ)
●あらすじ/ママが死んでから、パパとふたりきりで暮らしている小学5年生の祐太は、家事をこなすためクラスメートとは遊べず、学校が終わった後はいつもひとりで過ごしていた。そんなある日、祐太は偶然押し入れから“犬ロボ”を発見して…!?(第1話)
●本巻の特徴/祐太が生まれる前、パパとママと暮らしていた「家族」は犬ロボ・ラッキー。ママとの想い出がたくさん詰まったラッキーは、どこかママに似ていて…?
感想・レビュー・書評
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思いやる気持ちの大切さ…大事な人を思い続けることの大切さ…色々な愛を感じ考えさせる名作漫画のひとつ!
私にもラッキーください!
ぜひ〜詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
犬と言ってもロボット。旧式で、あとは壊れないのを祈るしかない。母親の思い出いっばい詰まったラッキー…ロボットとは言え、犬ものは泣かせる…
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村上かつら氏の作品『ラッキー―Are you LUCKY?(2008)』を読んでみた。 些細な言葉がいいなー。 こういうストリーって”夢”があって良いですよね。
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ないてしまう。
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すごくよかった。何回呼んでも泣く!
機能が充実してるのももちろん必要だけど、大事なのはそういうことじゃない。言葉数が少なくたって、想いがあればちゃんと伝わる。だから五文字で充分。そんなこと言いつつ、杉野の犬ロボのキャラもなかなかよかったんだけどね。
ラッキーがいろんなことを教えてくれた。
「アリガトウ」 -
これ、哲学者の宮崎さんがある本で取り上げてて読んでみたんですが、最初はまさかこれで泣くとは思わなかったのにラストで号泣。これは泣かせるマンガだわ。ホントに泣かずにはいられない本です。人生哲学の極み。少年少女にぜひ読んでほしい。道徳の時間の教材にすべきでは!?
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少年の亡くなった母親の気持ちを受け継いでいるロボット犬のラッキー。ラッキーのたった五文字の言葉は、短いからこそまっすぐに伝わるのだ。
大人になって見落としがちな大切なことを思い出せた気がします。
少年の周りの大人の言葉にハッとさせられることも。
序盤からラストまで涙なしには読めなかった、大傑作です。
読み終わったあと、表紙を見返してまたグッとくるはず。 -
二度読んで二度泣いた。
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心を揺さぶられた一冊。
家族について、人との付き合いについて、考えさせられる内容が詰まっている深い漫画なのだが、全体に流れる爽やかで心地の良い描写や台詞回しが素敵で、さらりと読めてしまう。
言葉は、多い少ないが大事なのではなく、その時の相手を思った「言葉」であるかが大切なのではとも心底感じさせた。
作品の中で、息子の気づきを受け止め優しく広げる父の言葉も
時には「なにも言わずに見守る」のも、
文字で伝える言葉も、
全て相手への尊敬と優しさによって価値あるものになっている。
とにかく包み込むような優しさが溢れる漫画だった。
主人公が様々な状況から沢山のことを得て成長し、前向きに生きていく等身大の姿を読者としての自分が追体験する事で、人との心の繋がりと、これから築いていく家族の姿について改めて考えさせられるきっかけになった。
心の琴線に触れてしまった私は涙でぐしゃぐしゃになってしまったので、琴線に触れそうな可能性のある人は読む場所を選ぶのが吉。「試し読み歓迎」との記載が帯にあるので、身近で見つけた方は是非手に取ってみてほしい。