- Amazon.co.jp ・マンガ (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091828118
感想・レビュー・書評
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1992-03-00
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冷たいか、それが海だ❗
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(1)~(3)、完。
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闘病中に読了。
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全3巻。夢見る野球バカ親父とインテリ息子(小学生)の親子物語。感じる事と人と関わる事、そして笑う事の大切さを少しずつ知っていく茂雄君の成長にはなんだかほほえましい気持ちが芽生えるはず。ラストシーンも絶品!
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松本大洋で一番好きな本。親子の絆を感じる作品。心が疲れた時にはこれを読み返そうと決めている。
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全3巻。
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正直泣いた。
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忘れるな、赤い夕陽を忘れるな
IQ180の大人な小学三年生が、三十歳にして巨人軍入団を夢見る父親と暮らす話。それもお茶の水を出た母親に勧められて、湘南で。
1991年のファンタジーです。巨人軍が弱くて後楽園球場で燕軍に負けているし、湘南には河童や象や天狗がいます。
主題は、親子関係、夢を持つことの大切さ、などですが、書いてて恥ずかしくなります。敢えて、恥ずかしいことを主題にしていることが、素晴らしい。
一巻は現代的な価値観を持つ子供(茂雄)が、少しづつ心を取り戻す話。こんな親子あり得ないのですが、何よりあり得ないのは母親だろうとお思います。
破天荒な父親を否定する茂雄に、「そういう男が好きなの」という裕福そうな実家?!に別居中の母親がいるだけで、この物語には幸福が約束されています。結婚している男(別居中ですが)は大体妻の手の平の上ですから。
1992年5月、読了。