キーチVS 6 (ビッグコミックス)

著者 : 新井英樹

• 小学館 (2010年11月30日発売)

作品紹介・あらすじ

キーチ答えろ。テロか正義か正義のテロか。

世の中、いつかきっと良くなると、ただ待ってはいないか。誰かがやってくれると思ってないか。TVやゲームに笑わされるだけで、誰かを笑わすことはないんじゃないか。
政治にも社会にも、そして自分自身にも、絶望してしまった人々よ。
あなたの絶望の底に、希望らしきものがこびりついていないか。
世界をどうかしたいと強く思う主人公・キーチの“テロ”の標的は3人。
前内閣総理大臣、経団連会長、在日米軍司令官。社会からはじき出された、もしくは社会に絶望した連中で構成された劇団・波羅蜜多と共に、この3人を拉致する準備が進行する。
キーチの標的は、本当はこの3人なんかじゃない。そこのあなただ。


【編集担当からのおすすめ情報】
巻末特別企画、作者・新井英樹によるインタビュー「新井英樹の部屋」収録。
第6集のゲストは、ホリエモンこと堀江貴文氏！？果たして、このインタビューどこへ向かって転がるか！？必見！

感想・レビュー・書評

[tsukasa26さんの感想 · 2017年7月2日]

おこ興す 上野アメヤ横丁 バリケード 暴徒対策 怒るとか落ち込むとかそんな楽はすな 勇ましいことをのたまわった ブギーマン 大手町経団連会館 高輪たかなわ 萎れて あなたの指針 士気に関わります 遊説ゆうぜい 宮仕え 不動産かしつけ貸付業 非を認めるべきは認めて 醜聞しゅうぶん 恣意的しいてき 恫喝 筋弛緩 ミダゾラム注入 鴻池大悟 堀江貴文 秋葉原通り魔事件 一番迫るコメント 結構真理 絶対真理 何か一発抜いたら終わる系の、そういうところに根ざしている暴力なんだと思うんですよ。 自信 悶々 視界 ハードルを越える 検察庁 当たり障りをない立派なこと言ってる人は狙われない 成り上がりが嫌い ベーシックインカム論争 自分も例に漏れないかもしれないけど イノベーター→アーリーアダプター→レイトマジョリティー 自分の殻を突き破る かなり希有けう

[まゆたろうさんの感想 · 2011年5月20日]

2011.5月　弟

[ﾓﾖﾛﾝさんの感想 · 2011年3月25日]

節操なく新キャラ大量投入されたが、すぐ魅力が備わってるのがさすがと思う。

[mattsuさんの感想 · 2011年1月27日]

都知事も規制するんなら絶対こっち頑張ったほうがいい。完結してからもういっかい読みたい。

[ラブバズさんの感想 · 2011年1月19日]

これほど１ページ１ページがすすまない漫画はほかに無い。
現実世界とのリンク感がハンパ無い。この時代に革命を起こしてほしいと思っている自分も、また傍観者の一人だ。
キーチを含めた覚悟を決めた人間たちの拉致計画も佳境になってきている。ところどころに伏線を張っていあるため、まだまだこの先も期待が続く。
巻末の荒井氏とホリエモンの対談もグッド！ファンそうだとおもうわ、あの人。

著者プロフィール

講談社でデビュー。「宮本から君へ」で大きな評判を得て、小学館にて「ザ・ワールド・イズ・マイン」で漫画業界を震撼させた。その後も次々と問題作を連発し、現代漫画界で最も刺激的な作家となる。

「2023年 『SPUNK - スパンク！ - 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」