美味しんぼ: まり子の晩餐会 (55) (ビッグコミックス)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091835956

作品紹介・あらすじ

「食」ブームを巻き起こし、アニメ、映画化された大人気コミック!

▼第1話/ヤガラの心(ヤガラの椀)▼第2話/韓国と日本・前編、後編(太刀魚の刺身韓国風、テッチャンナベ、コプチャン・クッ)▼第3話/アケビの感性(フォワグラのパテ、アケビの揚げ物)▼第4話/まり子の晩餐会・前編、中編、後編(ドネル・ケバブ、アダナ・ケバブ、シシ・ケバブ、ヤシの実の刺身、寄せとろろの椀、粟麸、豚の脂肉(本葛)と白菜とセロリの細切りの炒めもの)▼第5話/料理人と評論家・前編、後編(マグロの刺身、タコの刺身) ●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)。栗田ゆう子(東西新聞文化部員・夫の山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)。海原雄山(名だたる陶芸家にして、食の探求者。「美食倶楽部」主宰。山岡の実父)。 ●あらすじ/山岡夫妻が訪れた大磯の小料理屋は、以前社内の人々から借金をしたまま姿を消していた山岡の元先輩・利島の店だった。今は心を入れ替えて真面目に働き、借金も全額返すと言う利島だが、社の人々の怒りはそんなことでは収まらない。そこで考えた山岡は…(第1話)。▼小料理屋「はる」の女将の娘・季子が結婚するという。しかし、はるの婚約者である尾沢は、その結婚相手が韓国人ということで大反対。そこで山岡たちが尾沢の偏見・差別意識を払拭すべく説得に当たるのだが、幼い頃からの歪んだ教育が身に付いている彼には、正面からではなく、文化や食べ物などから攻めたほうがよいと考え…(第2話)。 ●本巻の特徴/世界各国の要人たちを迎える披露宴を通じて、様々な宗教上の戒律を守った料理を選び出す様が描かれる(第4話)。 ●その他の登場キャラクター/ニュー・ギンザ・デパート社長・板山秀司(第2話)、はる(第2話) ●その他DATA/表紙写真~精進料理[調理/法相華]

著者プロフィール

本名、戸塚哲也。1941年、中国・北京生まれ。東京大学教養学部基礎科学科で量子力学を専攻。卒業後、電通入社。3年9カ月で退社後、劇画原作者として活躍。1983年より『美味しんぼ』(画、花咲アキラ)連載開始(第32回小学館漫画賞受賞)。1988年より「教育難民」として、オーストラリア・シドニー在住。
原作担当漫画に『まさかの福沢諭吉』『マンガ日本人と天皇』(画、シュガー佐藤)、『男組』(画、池上遼一)、『野望の王国』(画、由起賢二)ほか多数。著書に『美味しんぼの食卓』(角川書店)、『雁屋哲の美味しんぼ列島』(日本放送出版協会)、『日本人の誇り』(飛鳥新社)、『美味しんぼ塾』『同 II』(小学館)、『美味しんぼ食談』(岸朝子と共著)、『シドニー子育て記』、『頭痛、肩コリ、心のコリに美味しんぼ』、『美味しんぼ「鼻血問題」に答える』(遊幻舎)など。

「2017年 『さようなら!福沢諭吉 Part2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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