あじさいの唄 夢で会えたらの巻 (ビッグコミックススペシャル)

著者 : 森栗丸

• 小学館 (2011年9月30日発売)

作品紹介・あらすじ

家族への想いが胸に響く、感動作。

母上はいない。豊かな暮らしでもない。でも悲しくなんかない。
幼くして母を亡くした少年・栗太郎と、男手一つで栗太郎を育てる浪人の父、そして犬の栗之助。家族の温かさの中で育まれる栗太郎の優しい心が胸を打つ。ビッグコミックオリジナルの大人気連載作品、6年ぶりの単行本発売！！ 2004年から2008年までの作品から作者自身が選んだ珠玉の19話を収録。（全て単行本初収録の作品です。既刊の単行本とは重複しません。）

◆収録話◆
『夢で会えたら』
天国にいる人間と話ができるという店を訪ねた栗太郎。母上と話すことはできたのか…それとも！？
『山寺』
道に迷って立ち寄った山寺で、和尚さんから聞かされた赤ちゃんの頃の栗太郎の思い出話。
『てるてる坊主』
亡くなった母上がつくってくれた、てるてる坊主。近所の女の子から、それ欲しいとせがまれて……

……ほか全19話を収録。


【編集担当からのおすすめ情報】
今だからこそ読みたい、感涙の作品ばかりを集めました。6年ぶり待望の単行本。感動をお届けします。

感想・レビュー・書評

[saotanさんの感想 · 2011年11月8日]

待ちに待った6年ぶりの単行本。
幼少時からのファンだけど、森栗丸はいい意味で変わらない。

第5話「心」、第7話「プリズム」、第14話「女形」第18話「落雷」、第19話「石垣」あたりはアニメで見たいくらいの傑作。

休まず連載しているはずなのになかなか単行本が出ないので、全話収録した完全版が欲しい。

[カオリさんの感想 · 2011年10月2日]

前回の巻から、いったい何年たったのだろう…。
すごく好きでときどき本誌で読んでいたけど、単行本にまとまるのにこんなに時間がかかってしまうのか。
じっくり読みたいと思います。