MOONLIGHT MILE 新装版 (1) (ビッグコミックススペシャル)

著者 : 太田垣康男

• 小学館 (2012年10月30日発売)

作品紹介・あらすじ

宇宙開発漫画のパイオニアが、普及版に！！

2001年の連載開始から実に10年以上。リアルな宇宙開発を題材とした漫画の先駆的存在であり、「誰も見たことのない高み」を目指すロマンあふれる物語と世界観で多くのファンを持つ傑作長編の第一部（現行単行本第1～16集）が、普及版になって登場！ 単行本3集分を1冊にまとめたお得なこのシリーズで、吾郎とロストマン、ふたりの冒険野郎の熱き足跡を追え!!



【編集担当からのおすすめ情報】
現在ビッグコミックスペリオール誌上で『機動戦士ガンダム サンダーボルト』を絶賛連載中の太田垣康男氏の代表作、『MOONLIGHT MILE』の第一部が大満足のボリューム＆お求めやすい価格で再登場しました！ カバーは渾身の描き下ろしです。完成度高い物語で今なお根強いファンが多い第一部、これを機に是非ご一読ください。絶対の読み応えを保証します!!

感想・レビュー・書評

[takarobbinさんの感想 · 2013年7月17日]

ものすごく重厚なドラマ。宇宙開発という大きなテーマに濃密な人間ドラマ。鳥肌がたつシーンがたっぷり。

[yukikさんの感想 · 2013年1月6日]

圧倒的な情報量。登場人物の心の動き、考え、全てがリアルに感じられる。
もしこのプロット全てが計算されて構築されてるとしたら、オレはこの作家には一生勝てへんと思った。
色んなトコで泣いてしまった。

[学倉十吾さんの感想 · 2013年1月5日]

航空宇宙工学の発展になぞらえながら登場人物達が未来の宇宙社会へと進出して行く様を描いた物語。
邦画を鑑賞している感覚のようなエンタメ色に富んでおり、精緻且つ簡潔に描写されている技術描写にはかなり好感が持てた。
一点、掲載誌の読者傾向との兼ね合いからなのか、体育会系中年男性の中堅サラリーマン（これも酷い偏見だが…）受けしそうなヒーロー像そのままに描かれる主人公らの完全無欠な姿は、確かに親近感こそ覚えれど旧態依然さも鼻についた。

[hivinaviさんの感想 · 2012年12月1日]

大好きな世界観。攻殻機動隊のように非現実世界をリアル感を持って描かれる漫画が大好き。萌え系のほのぼのリアル感ではない、シリアス系リアル感を堪能できる。複雑な線をよく描けるなあと思います。