14歳 3 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)

著者 : 楳図かずお

• 小学館 (2012年11月30日発売)

作品紹介・あらすじ

楳図かずおの集大成、現代版黙示録第三集！

「14歳で終わる」。その言葉の謎がついに明らかになり、人類の存続を賭けて世界的規模での子供選びが始まる。その最中、緑色の髪を持ったアメリカ大統領の息子、アメリカは事故により、その命を失ってしまう。だが、日本で生まれた子供「きよら」によって、新たに再生するアメリカ。その技術は人智を超えた知性を持つ、チキン・ジョージによるものだった。時を同じくして、宇宙に向かって地球から発信したSOSのメッセージに応えるように、突如現れた巨大宇宙船群。地球に向かって物凄いスピードで接近してくる、彼らは果たして敵か、味方か？ そして、人類の存亡を賭けた子供選びの結末は？

【編集担当からのおすすめ情報】
1990年から95年にかけて、ビッグコミックスピリッツ誌上で連載された、地球とは？、人類とは？、さらには宇宙とは？、という壮大なテーマで描く一大叙事詩。この長大な物語の第三集目では、地球的規模の話から、ついに宇宙へと進んでいく。連載終了後、17年の時を経たにもかかわらず、今、まさに起こりうる人類存亡の未曾有の危機をあまりにも激しく、かつ、宇宙的規模で繰り広げられる驚愕のストーリー。文字通り、驚天動地の展開を見せる第三集！
そして、第一～第四全巻購入者に、ファンならずとも瞠目の超弩級特典！！あの『漂流教室』の門外不出手書き創作ノート『楳図かずお「漂流教室」創作ノート（仮）』を差しあげます！！

感想・レビュー・書評

[深川夏眠さんの感想 · 2014年10月9日]

連載終了から長い時間を経て
描き下ろしエピローグが追加された完全版全４巻の第３巻。
文庫13巻を４冊に纏めたのだから当然と言えば当然だが
分厚いは重いはで（広辞苑レベル！）読むのも一苦労（笑）。
西暦2121年、崩壊の危機に瀕した地球は
種の存続のため地球人と交わろうとした異星人に襲撃され、
挙句、見放される（ひ、ひどいっ！！）
各国首脳は優秀な幼児を宇宙船に乗せ、脱出させたが……。

[ijklmnさんの感想 · 2021年3月17日]

未感想

[まよひがさんの感想 · 2020年12月23日]

とにかく絵のインパクトがすごい
宇宙規模のものすごい話になってきた
気合いれて読まないと、頭がおかしくなりそうです

[kiki13さんの感想 · 2013年4月19日]

2013年4月17日（水）、読了。

著者プロフィール

楳図 かずお（うめず かずお）1936年和歌山県生まれ。55年に貸本漫画家としてデビュー、『週刊少年サンデー』などに作品を発表。ホラー漫画の第一人者。代表作に『漂流教室』『まことちゃん』『わたしは真悟』『14歳』など。ホラー、SF、ギャグ、時代劇まで幅広い。1995年以降、腱鞘炎という理由で漫画は休筆中。タレント活動を行い、2014年には長編ホラー映画『マザー』を初監督・脚本・出演。

「2022年 『こわい本11 猫』 で使われていた紹介文から引用しています。」