- Amazon.co.jp ・マンガ (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091852267
作品紹介・あらすじ
本場、中国の作家が描く「新感覚・三国志」
もしも彼が生きていたら、歴史は大きく変わっていた――――
孫策(そん・さく)は、三国志ファンが「もしも・・・だったら」と思う人物として、間違いなくそのひとりに挙げられる、短命の英雄です。
孫子の末裔、かつ名将であった父、孫堅(そん・けん)の亡き意思を継いだ漢(おとこ)、そして中国の南方、江東地域を圧倒的な武力で次々と制覇し、三国志の一角を占める「呉」の国の基礎を築いた漢、それが孫策です。
その彼が遠征前に、麒麟(きりん)と名乗る精霊と出会い、不死の力を得るところから、この物語は始まります。
孫策は天才軍師、周瑜(しゅう・ゆ)を盟友としながら、天下を統一し、彼の目指す「民の笑える国」を築くことができるのか? 麒麟が与える課題をこなし、覇王の条件を無事、クリアできるのか?
三国志の本場、中国在住の中国人作家が描く、日本人のセンスとまったく異なる新しい三国志がここにあります!
【編集担当からのおすすめ情報】
描いたファンタジーの単行本が、中国で累計30万部を突破! 今、中国で脚光を浴びている若手中国人作家、L.DARTがついに日本でデビュー! 日中同時連載でも話題になった、本格的な三国志のストーリーマンガです。
映画『レッドクリフ』以降、中国では劉備の「蜀」、曹操の「魏」ではなく、孫権と周瑜の活躍する「呉」の国に注目が集まりました。孫策はその「呉」の国の基盤を築いた真の英雄であり、彼の存在はもっともっと注目されるべき、という著者の強い思いから、この物語が生まれました。
ありきたりの三国志では満足しない三国志ファンには、買いです!!
感想・レビュー・書評
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日本と中国で同時出版された中国人漫画家の作品『キリンジ』を読む。
主人公に孫策伯符をもってくるあたり、なんとも渋いセレクト! 周瑜との友情は当然、太史慈とのライバル関係とか、あまり他の三国志作品にないエピソードばかりで、面白く一気に読んだ。願わくば弟・孫権との不明点の多い確執とかも、やって欲しかったな〜。
絵的には、『新暗行御史』の梁 慶一さんとか『バスタード!』系の、バトルものが得意な強い作画。こういう人にこそ熱くて暑くて苦しくなるほどのスポーツまんが、描いてほしいな。村枝賢一さんの名作『俺たちのフィールド』を超えるような!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょっとファンタジー要素が入っている孫策伝。
玉璽の力で不死身になった孫策が暴れまわる無双もの。
絵はうまいし、女キャラも可愛いのだが、イベントが少なくとびとびで非常に短すぎるのが残念。
もっと内容を密にして長くやっても良かったのに・・・