ラーメン発見伝: 札幌ラーメン・夏の陣 (3) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 63
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091856135

作品紹介・あらすじ

▼第17話/札幌ラーメン・夏の陣(その1)▼第18話/札幌ラーメン・夏の陣(その2)▼第19話/札幌ラーメン・夏の陣(その3)▼第20話/跡継ぎの条件▼第21話/コンペ勝負!!(前編)▼第22話/コンペ勝負!!(後編)▼第23話/伸びない麺!?▼第24話/祐介の初恋▼第25話/夫の味(前編)
●登場人物/藤本浩平(ダイユウ商事のサラリーマン。典型的なダメ社員だが、ラーメン作りにかける情熱はハンパじゃない)、佐倉祥子(藤本の同僚。社内一のラーメンフリークで、藤本の秘密を唯一知る)
●あらすじ/味噌ラーメン研究のため、札幌支社に出張することになった藤本と佐倉。ところが、大はしゃぎの佐倉に対し、藤本はなぜか浮かない顔。札幌に到着したふたりは、早速本場の味を食べ歩くが、どの店も印象に残らない。その様子を見た案内役の札幌支社・沢井は、ふたりを旭川醤油ラーメンの店に連れて行き……!?(第1話)▼この巻の特徴/ダイユウ商事の自然食レストラン「大地」の新メニューをめぐり、藤本と芹沢がコンペ形式で全面対決。果たして勝者は!?
●その他の登場人物/四谷(ダイユウ商事営業一課の新任課長。藤本の上司。だらしないが、かなりのキレ者)、梶原勇太(「札幌ラーメン 味噌太郎」店主。旭川醤油ラーメンとの勝負に挑むことに)、有栖涼(“ラーメン大魔神”の異名を持つラーメン評論家)、小池(「ラーメンこいけ」の主人。脱サラしてラーメン店を作った苦労人)、芹沢達也(「らあめん清流房」の店主。フードコーディネーターとしての一面も持つ)
●その他のデータ/札幌味噌ラーメン・旭川醤油ラーメン(第17~19話)、博多トンコツラーメン(第20話)、塩ラーメン(第21話)

感想・レビュー・書評

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  • 久部緑郎作、河合単画『ラーメン発見伝 3 札幌ラーメン・夏の陣』は札幌ラーメンの味噌ラーメンを取り上げる。味噌ラーメンは味噌という美味の調味料を利用していることが魅力である。味噌はジャパニーズ・スーパーフードである(Lily「日本発スーパーフード「味噌」を加熱しないメリットとは?」MY LOHAS 2020/01/07)。

    それが味噌ラーメンの弱点にもなる。味噌ラーメンは不味いものでも、そこそこ食べられる。逆に美味しく作っても圧倒的なものになりにくい。私は袋ラーメンで味噌ラーメンを購入することが多いが、成程と感じた。

    藤本は醤油ラーメンで芹沢と対決する。塩ラーメン対決に続いて芹沢が先攻である。芹沢が先に料理を出すことで藤本は助かっている。ここでは食材のコストと安定供給という観点が勝負を決めた。コスト度外視で値段と品質が比例するという経営感覚を無視したグルメ対決ではない。

    値段と味や品質は比例しない。値段は高ければいいというものではない。それは拝金主義、情報弱者の発想である。堅実な消費者感覚から値段と味や品質が比例しないコスパの高い飲食店を応援する。

  • 札幌を題材に「味噌」の味の強さによるスープとの調和の難しさを説く。テーマは面白いが、札幌ラーメンに対する評価がほかの地域に根差したラーメンと比べて著しく低く描かれているのは著者の想いの強さゆえか(博多豚骨についても厳しめの描写だったが)。

  • ■登場人物/藤本浩平(ダイユウ商事のサラリーマン。典型的なダメ社員だが、ラーメン作りにかける情熱はハンパじゃない)、佐倉祥子(藤本の同僚。社内一のラーメンフリークで、藤本の秘密を唯一知る)

    ■あらすじ/味噌ラーメン研究のため、札幌支社に出張することになった藤本と佐倉。ところが、大はしゃぎの佐倉に対し、藤本はなぜか浮かない顔。札幌に到着したふたりは、早速本場の味を食べ歩くが、どの店も印象に残らない。その様子を見た案内役の札幌支社・沢井は、ふたりを旭川醤油ラーメンの店に連れて行き……!?
    ダイユウ商事の自然食レストラン「大地」の新メニューをめぐり、藤本と芹沢がコンペ形式で全面対決。果たして勝者は!?

    ■その他の登場人物/四谷(ダイユウ商事営業一課の新任課長。藤本の上司。だらしないが、かなりのキレ者)、梶原勇太(「札幌ラーメン 味噌太郎」店主。旭川醤油ラーメンとの勝負に挑むことに)、有栖涼(“ラーメン大魔神”の異名を持つラーメン評論家)、小池(「ラーメンこいけ」の主人。脱サラしてラーメン店を作った苦労人)、芹沢達也(「らあめん清流房」の店主。フードコーディネーターとしての一面も持つ)

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