犬・犬・犬(ドッグドッグドッグ): 血と水 (3) (ビッグコミックス)

  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091860231

作品紹介・あらすじ

▼第18話/黄金比▼第19話/スフィンクス▼第20話/ヘブン▼第21話/ブライテスト・デイズ▼第22話/初恋▼第23話/チェリー・ボーイ▼第24話/友人▼第25話/公園デビュー▼第26話/イノセント●主な登場人物/マヒケン(本名・伊達賢。感情がマヒした賢、“マヒケン”と呼ばれ、ヤクザにも嫌われている)、宮下道男(マヒケンが勤める工場の同僚。本業は食えない画家)●あらすじ/佐和子をモデルに、ヌードデッサンを始めたマヒケン。絵の師匠を務める道男は、人物を描く基本は、その人物を認めることにあると説く。佐和子の体温、汗の匂いまでも写し取ろうと真剣になるマヒケン。それまで人間を「見る」ことのできなかった彼の意識が、少しずつ変わってゆく……!!(第1話)▼この巻の特徴/他人を認めることを知り、世界をリアルに捉え始めたマヒケン。だが、過去に両親から受けた心の傷は、変わらずに彼を縛り続ける。さらに、少年院から出たばかりの同僚・鳥井と親しくつきあうようになり……? 今はソープ嬢として暮らす、佐和子の過去も語られる第3集。●その他の登場人物/佐和子(雄琴の高級ソープ「エヴァ」のNo.1。マヒケンの愛人)、鳥井(マヒケンの同僚。チビだが強気な不良少年)

著者プロフィール

1955年東京都生まれ。89年『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞してデビュー。98年『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、「ゲルマニウムの夜」で第119回芥川賞、2017年『日蝕えつきる』で第30回柴田錬三郎賞を受賞。その他の著書に『ブルース』『笑う山崎』『二進法の犬』「武蔵」シリーズ、『浄夜』『ワルツ』『裂』『弾正星』『信長私記』『太閤私記』『対になる人』など。

「2021年 『夜半獣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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