かばやし (3) (ビッグコミックス)

著者 : 原克玄

• 小学館 (2014年3月28日発売)

作品紹介・あらすじ

稀代のふしぎ高校生が織り成す青春ギャグ！

彼の名は、かばやし。小林でも木林でもなく、かばやし。
名前からして不思議…しかしその実態はもっと不思議な
男子高生・かばやし先輩。

「プールは飲み物」であり、「自転車は乗るものではなく乗せるもの」
であり、将来の夢は「チーフ」か「トップブリーダー」であり、
子供の頃の夢は「灯油」だったそうな。

そんな、ちょっとどうかしている高校生・かばやし先輩と
その界隈の高校生たちのすごくどうかしている日々を紡いだ
学園ギャグ！

日々の暮らしに疲れた貴方に…。



【編集担当からのおすすめ情報】
作者は、現在スピリッツ本誌で『るみちゃんの事象』も大好評連載中の、
若きギャグの旗手。
『るみちゃんの事象』では不思議な女子高生を描いているのに対し、
こちらは不思議な”男子高生”が主人公。
『るみちゃん～』がツボにハマった方は、セットで必読！の作品です。
ある意味で、シュールさ、過激さ、大胆さ…は『るみちゃん～』よりも
振り切れております。

感想・レビュー・書評

[保山ひャンさんの感想 · 2015年9月15日]

不良にからまれ「どこの高校だ！」とすごまれて「母校だ！」と返すかばやし。蚊に悪口言ったことを悔やんでおちこむかばやし。ヤシえもんが内ポケットから出す「どこでもおわん」。かばやしが開いた小料理屋ではカウンターの隙間からカレーが噴出。ビデオテープをえさにして池でテレビデオを釣ろうとするかばやし。夏の海の家できなこもちを売るかばやし。肩に目玉焼き乗せて歩くかばやし。５千円札をびりびりに破って「てじな～にゃ」面白い！人生の師匠としたい。