ケンガイ (3) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
3.73
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本棚登録 : 92
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091863560

作品紹介・あらすじ

電波の届く日は来るのか…異色の恋、完結。

バイト先での振る舞いも少しずつサマになってきた
主人公の伊賀くん(23)ですが、
一目惚れした職場の先輩・白川さん(24)との関係は
一向に好転する気配を見せない…。

そんなある日、白川さんが酔ったお客からセクハラを受け
思わず突き飛ばしてしまうという事件が起きる。

一切の言い訳をせず、潔く処分を受けようとする白川さん。
目撃者がいなかったこともあり、
常日頃から「圏外」の立場を貫く彼女を
かばってくれそうな同僚はいない…。

ただ一人、伊賀くんだけが
彼女が洩らした当時の状況を信じて
店長に「正当防衛」を主張するものの、
余計なことをしてくれるな!と
白川さんにキレられてしまう始末で…。

ひたすら愚直にぶつかり続ける伊賀くんに
はたして明るい未来は来るのだろうか??

【編集担当からのおすすめ情報】
「一般的なストライクゾーン」からは大きく外れたヒロインに
たまたま惚れてしまったがゆえに
イバラの道を歩み続ける主人公--
『月刊!スピリッツ』誌上で2年半にわたり連載された
"圧倒的に進展のない恋物語"も本巻にて完結。

何者にも縛られず、孤高を貫き続ける白川さんと
そんな彼女に正面から切り込み続ける伊賀くんの関係に
変化は起こるのか? 起こるとすればどんな変化が…?

「集団と孤独」「偽善と悪意」「普通と異常」を鮮やかに描き出した
新人作家による初連載…その結末に注目してください。

感想・レビュー・書評

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  • 1~3巻。これで完結らしい。ちゃんと「完」って書いてるし。
    ところどころに気障なセリフで決めるけど、話のオチが弱いかわかりにくい。
    最終話を読んでいて最終話だと気づかなかった。
    まだ続きは連載中なものと思って読んでた。

    いかにもスピリッツらしい、愚にも付かない恋愛モノ。
    思い返すに本当に話が都合が良すぎる。
    主要な人物は言ってしまえば、4人。あるいは3人。
    主人公(男)と、ヒロイン。それと、それぞれに一人ずつ親友がいる。
    もしかしたら男の方の親友は、カウントしなくてもいいかもしれない。
    そこまで重要だったようにも思えない。ただ一応最終話にも、出てるわけだし。

    そうして、本当に話が都合良すぎる。
    最初から最後まで、その親友らは、主人公とヒロインがくっつくように働きかけているし、
    そういうハッピーエンドは目に見えていた。
    だからこそ、付き合ってちょろっとあって、それだけで終わるとは思ってなかった。

    しかしそれでも最近読んだ中で、間違いなく、ケンガイは最も心に残って、
    感動させるものがある。
    絵のかっこ良さがまずある。
    ヒロインは、ストーリーの中では化粧もしなくて決して可愛くもない女性であるらしいが、
    容姿に関してブサイクには描かれてないし、
    こんな女の子かっこいいでしょ、っていう描き方に違いない。

    あと単純に、主人公(男)への羨ましさがある。
    こんな都合の良い話があるわけないと言い聞かせても、
    それでも、最初に書いた「スピリッツらしい」絵であるとかストーリーの運び方は、
    リアルに感じてしまうものがある。
    たとえば、個々を見ればどこにでもいるやつだから。

  • 最終巻です。
    バイト仲間に色恋沙汰の面白ネタにされたくないという白川さんの気持ち、わからなくもないですが。関わるなと拒絶されてしまう伊賀くん。それでも諦めない心のタフネスっぷりに驚嘆しますね。
    崩壊家庭で育った白川さんは生きることに静かに絶望しています。愛されるということを知らない。恋愛がわからない。
    でも興味があるという程度の温度の低い付き合い方もありなのかな? 伊賀くんがこの面倒臭い恋愛に疲れないといいけど…。
    モヤモヤした結末ですが、面白い恋愛漫画です。

  • ケンガイ完結です。
    これ読んで、思ったことはあらためて人の感性って十人十色だなと。
    まぁ、いろいろマニアックな映画ばっかというところと、ヒロインが本当異端すぎてその思考どうなん…?となるんですが、
    読み進めるうちに徐々にのめり込める内容にはなってます。
    ただ、1.2巻ほどの面白さはなかったかなぁっていうのが率直な感想。纏めに入りすぎてた感じですね。
    通して読めばまた別の感想かも。

  • 良い終わり方だった。ここ数年の大ヒットマンガだったから終わって悲しい。

  • これに影響されて映画がさらに好きになったと思うほど、良い感性した漫画。
    求めてるわけではないけど、価値観を伝えてくる漫画には、ある程度の猥雑があると、この漫画のように、表現方法がぐっと広がって面白くなる。

  • うーん、酷いことにならなかったのはよかったけど、ここで終わりかあー。
    伊賀くんはがんばって欲しいです…… でもしんどくなったりつらくなることもこの先多そうだ。


    これ作者は(たぶん)男性だけど、男の人はどう読むのかなあ。

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