最強伝説 黒沢 (3) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091870438

作品紹介・あらすじ

▼第18話/赦し▼第19話/遁走▼第20話/宣言▼第21話/証明▼第22話/延焼▼第23話/頭痛▼第24話/門前▼第25話/再会●主な登場人物/黒沢(穴平建設社員、現場監督。独身、44歳)、赤松(穴平建設社員、現場監督。皆から慕われており、黒沢がライバル視している。28歳)、太郎(交通誘導ロボット。黒沢にとっては頼りになる男)●あらすじ/ある夜、素行不良の中学生を注意した黒沢は、そのことを逆恨みした彼らに車で拉致されてしまう。夜の公園で黒沢を降ろし、金属バットで容赦なく殴りかかる中学生たち。頭部を強打された黒沢の脳裏には、“死”という言葉がよぎってくる。そして、幼い日々の思い出や学生時代の自分の姿が次々と浮かんできて…(第18話)。 ●本巻の特徴/不良中学生から暴行を受けた黒沢は、ついにプライドを捨てて土下座を決意する。だがその瞬間、職場の後輩が駆けつけて、中学生たちは退散していく。そうとは知らず、必死に命乞いを続ける黒沢。結果的に死ぬより恥ずかしい醜態を仲間にさらした恰好だが…?

感想・レビュー・書評

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  • シートン動物記…!

  • 伊豆旅行に行って、本に影響受けて、ちょっと考え直して…みたいな単純さが黒沢良い性格してる!あと、浅井はおバカだけど優しい奴だ。
    黒沢の決闘にあれだけの応援が集まって驚いた!中谷と不登校中学生の人生がどう変わるのかも気になる!
    「待たせたな不良ども」『しまったー…待ってたのは俺だったー』って照れてるところがいつもの黒沢で安心した。

  • 仲間の車が来てくれたため、なんとか不良たちのリンチから逃れる。
    が、情けなく許しを請う姿を晒してしまう。
    自己嫌悪に陥り、旅に出た先でシートン動物記をよむ。逃げ回ってばかりだが生きているだけで勝ちなため堂々としているうさぎを見て、俺は人間だ!と不良たちに決闘を挑むことに
    たまたま話を聞いていた人たちも集まり、大事に…

  • 心の中の弱みについてくる、まさしく自分に向かってくる。日々の暮らしと決闘。

  • [more]
    ▼第18話/赦し▼第19話/遁走▼第20話/宣言▼第21話/証明▼第22話/延焼▼第23話/頭痛▼第24話/門前▼第25話/再会

    ●主な登場人物/黒沢(穴平建設社員、現場監督。独身、44歳)、赤松(穴平建設社員、現場監督。皆から慕われており、黒沢がライバル視している。28歳)、太郎(交通誘導ロボット。黒沢にとっては頼りになる男)

    ●あらすじ/ある夜、素行不良の中学生を注意した黒沢は、そのことを逆恨みした彼らに車で拉致されてしまう。夜の公園で黒沢を降ろし、金属バットで容赦なく殴りかかる中学生たち。頭部を強打された黒沢の脳裏には、“死”という言葉がよぎってくる。そして、幼い日々の思い出や学生時代の自分の姿が次々と浮かんできて…(第18話)。

    ●本巻の特徴/不良中学生から暴行を受けた黒沢は、ついにプライドを捨てて土下座を決意する。だがその瞬間、職場の後輩が駆けつけて、中学生たちは退散していく。そうとは知らず、必死に命乞いを続ける黒沢。結果的に死ぬより恥ずかしい醜態を仲間にさらした恰好だが…?

  • これまでに、何だかんだありながら、ひょんな事から同僚たちの信望を得る事となった黒沢。
    職場の人間関係は円満。順風満帆。
    所が、同僚たちと行ったファミレスで中学生のグループに絡まれ、拉致されて集団暴行される。
    よもや死まで覚悟し、走馬灯が頭を廻る黒沢。
    そこに仲間たちが助けに来てくれて事なきを得るが-。
    その時のボロボロの様子、情けない様子を見られ、男として上司としてのプライドはズタズタに・・・。
    そして、黒沢は決心した!
    あの中学生共にたった一人で決闘を挑むと。
    その黒沢の決心に、たまたまその場に居合わせた人々が賛同し応援。
    えらい騒ぎになってしまう。

    2巻は切ない話から笑える話へ。
    そのまま笑える話だと思っていたら一気に恐怖のどん底へ。
    そしてこの3巻ではまたも切ない・・・と思いきや笑える!
    大爆笑!!

    黒沢には計算がない。
    利口に生きるようになった人間が増えた今、こんな黒沢のような人間は正に絶滅危惧種だと思う。
    こんなゴッツイ顔をしているけど、意外にも繊細で、一歩間違うと寒くなるような感覚を持ち合わせた天然な所もある。
    つまり、ひと言で言うと不器用なんだ・・・。
    この男は。

    だから、
    ガンバレ!ガンバレ!
    と応援したくなる。
    愛すべき、人間らしい人間だと思う。

    それにしてもこの人の描くストーリーは全く私には予想できない。
    今回の序盤の展開もそうだし、黒沢を周囲の人間が応援するという展開も。
    予想などつかない、「生の人間」というものがここには描かれている。

  • 決闘!

  • 「生きてりゃそれで良い」なんてことは人間にはありえない。

  • 書名 [最強伝説 黒沢]?〜?巻(完)
    著者 [福本伸行]
    出版社 [小学館]
    定価 [530円]

    コメント・・・
    頭もよくない、学歴もない独身の土木作業員、黒沢が主人公。44歳の誕生日に自分の人生に疑問を感じて生き方を変えようと決意するところから物語が展開。さまざまな修羅場を乗り越えながら、人望を集め、必死に生きていく中年のオヤジの姿を描いた秀作。

    「カイジ」で有名な著者の、BCオリジナルで並行して連載してた作品。
    いわゆる世間では、「底辺な男」の悪戦苦闘が笑え、かつ泣けます。

  • 人生に必要なものって・・・、
    決闘だ!!!

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著者プロフィール

1980年、『よろしく純情大将』でデビュー。代表作は『賭博黙示録カイジ』、『天』、『銀と金』、『最強伝説 黒沢』、『賭博覇王伝 零』など多数。現在、『賭博堕天録カイジ 和也編』、『アカギ』を連載中。

「2012年 『賭博覇王伝 零 ギャン鬼編(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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